箸が進む! 皮のおいしさが際立つ一口餃子はこちら

“ねぎだく”の自家製タレで味わう「焼き餃子」

「焼き餃子」15個950円。餃子は10個650円から注文可能

こんがりキツネ色の焼き目が食欲をそそる看板メニューの「焼き餃子」は、自家製皮のうまみと、パリパリ、サクサクの食感がダイレクトに感じられる一品。1個4cmほどと小ぶりなので、常連客は15、20、30個は当たり前。中には50個平らげるツワモノもいるのだとか!

生の小ねぎがたっぷり入った“ねぎだくタレ”

そして餃子を注文すると、小ねぎがたっぷり入った小皿が添えられる。ここに自家製タレをたっぷり注ぎ、“ねぎだく”で味わうのが同店の定番だ。自家製タレは、佐賀の醤油、福岡の酢、出汁を配合した九州らしいやや甘めの味わい。

 

塚田さん

ねぎをたっぷり餃子にからませて食べるのがおすすめ。卓上にニンニクやラー油、酢、からしなどが置いてあるので、自分好みに味変するのも楽しいですよ。

もちもち、つるり。喉ごしのいい「水餃子」

「水餃子」10個650円

「水餃子」も基本的に焼き餃子と同じ材料だが、水分たっぷりの高加水生地の皮は茹でることでもちもちの食感になり、皮の甘みがよりいっそう際立つ。

ニラ、ニンニクを使っていない餡は女性客にも好評
 

塚田さん

純粋に皮のおいしさを楽しむことができます。もちもちの食感で、つるりとした喉越しが印象的。個人的には酢醤油とねぎでさっぱり食べるのがおすすめです。

ナンプラー×レモンで味わう「パクチー餃子」

「パクチー餃子」10個980円

店主の吉田さんが大の“パクチー好き”ということから生まれた、溝の口店限定の「パクチー餃子」は、水餃子にパクチーをこんもり盛った一品。青とうがらしを入れたやや辛めのナンプラーにレモンを搾り、パクチーをのせて頬張ると、さわやかな香りとナンプラーならではのコクとうまみが利いた異国の味わいに。

「僕、昔から餃子をナンプラーで食べるのが好きなんです。ちなみに鷺沼店に立つ兄はパクチーもナンプラーも苦手(笑)。このメニューを目指してうちにいらっしゃるお客さんも結構いますよ」と吉田さん。

ナンプラーとレモンで味わう餃子はエスニック風味で癖になりそう!
 

塚田さん

パクチー好きには絶対におすすめしたい一皿です。酢醤油もおいしいのですが、ナンプラーを使うと一気にエスニックな風味になります。

ご当地ソースをかけるとうまさ倍増の「ニラ玉」

「ニラ玉」530円

メインの餃子とともにぜひ味わいたいのが、お酒のアテにぴったりの一品メニュー。中でもオープン当初から人気なのが「ニラ玉」だ。ザク切りのニラと、程よい酸味の紅しょうがを隠し味に加えて半熟気味に仕上げたニラ玉は、どこかほっとする味わい。ここに長崎のローカル調味料「金蝶ソース」をかけて食べるのが常連客の定番だそう。

長崎では皿うどんにかける調味料として広く親しまれている「金蝶ソース」。一般的なウスターソースよりも甘さと塩気が控えめで、たっぷりかけても塩辛くならない
 

塚田さん

とろっとした卵とニラのシンプルな組み合わせは、そのまま食べてももちろんおいしいのですが「金蝶ソース」をかけて食べるのがおすすめ。一気にお酒が進む味わいに変化しますよ。

0次会から2次会まで、気軽に立ち寄れる一軒

外観。同じ東急田園都市線沿いに鷺沼店がある

東急線溝の口駅南口から徒歩30秒という駅チカ立地の「ぜん」には、平日から地元の常連客はもちろん、一人でふらりと訪れる新規の客も少なくないそう。「ぜん」流のねぎだくタレやナンプラーで味わう、いつもとはひと味違う一口餃子を味わいに、足を延ばしてみては。

※価格はすべて税込

教えてくれた人

塚田亮一
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏、宇都宮はもとより、浜松、宮崎など日本全国の餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く餃子のスペシャリスト。「マツコの知らない世界」などTVやラジオにも多数出演。番組で披露したオリジナルレシピの自作餃子も評判。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:木下美和、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ