いただけるお料理はこちら!
今回はコースからの料理を中心に、門上さんおすすめのメニューをご紹介。主軸の魚の旨さはもちろんだが、四季を感じられる日本料理でありながら、他では味わえない、ひと工夫あるメニューも多いとのこと。
まずはさっぱりと酢の物から。昆布〆したキスと加賀太胡瓜の酢の物。秋田県山本郡のじゅんさいは標準のものより3倍の大きさで、最近のお気に入りの食材とのこと。


門上さん
さっぱり感と昆布〆したキスの味わいがいい。
造り盛り合わせ。山形の本マグロ、和歌山のタチウオ、タコ、高知のシマアジ、千葉の金目鯛、クジラのさえずり、福岡のキスの昆布〆と盛りだくさん。「造りの種類も量も調整可能なので、お伝えください!」と稲田さん。


門上さん
やはり造りがいちばんのおすすめ。大将選りすぐりの魚は間違いなしです。
トマトすき焼き。宮崎牛を使用。トマトを入れることでコクが増し、酸味が甘みをひきたてる。黄身と泡立てた卵白をつけていただくスタイル。



門上さん
トマトの酸味と牛肉の脂分とのマリアージュが楽しめます。
あじフライ。長崎や和歌山などその日によってあじの仕入れは変わる。みりん、ごま、マスタードが加わった赤味噌のソースとタルタルで。


門上さん
あじの鮮度の良さを生かしています。
冷汁。甘めの信州白味噌と、粉砕したのち乾煎りしたいりこ、ピーナッツの粉を混ぜ、250℃のオーブンで40分程焼いて味噌種を作る。それをベースに、具材は、自家製豆腐、キュウリ、大葉、ミョウガなど。暑い夏に塩分が補強できるメニューだ。羽釜で炊いたご飯と一緒に。昼は定食で、夜は〆におすすめ。

料理を受け止める日本酒は、すっきりした辛口がメイン。ワインや芋焼酎やウイスキーなども。

関西らしく、会話を大切に
オープンして1年半なのでまだ認知度は高くないと感じているそうだが、日に日にリピーターは増えているとのこと。まずはランチに訪れ、その後夜訪問する方も多々。稲田さんは「関西の割烹の良さであるお客様との会話をいちばん大切にしたいですね。“疲れたから来た”と話してくださるお客様に居心地のよい空気づくりをこれからも心掛けます!」と話してくれた。豊富なメニューと居心地のよさを体感しに、ぜひ一度訪れてみていただきたい。


門上さん
魚をメインとした料理店での修業が長いので、魚については大将からアドバイスをもらったほうがいいですよ!


