〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Nippon Ramen 凛 離れ(京都・烏丸)
2023年9月29日、京都・烏丸、大丸京都店8階に「Nippon Ramen 凛 離れ」(以下、凛 離れ)がオープンしました。北海道の人気ラーメンランキングで常に上位に入る人気店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」の創業者、平岡 寛視(ひろし)さんが関西に初進出した「Nippon Ramen 凛 Kyoto」に続く店舗として注目を集めています。
平岡さんは、日本の食材や食文化を学び、日本が誇るラーメンをさらに進化させる研究所という思いを込めて「Japanese Ramen Noodle Lab Q」を開業。より良い食材を求めて全国の生産者を訪ね歩き、自ら製麺技能士の資格を取得するなど究極の一杯への探求を続けてやまない異才のラーメン職人です。
その平岡さんが札幌に続き「日本各地から食材を集め、最高峰のラーメンを作りたい」という思いでつくったのがセカンドブランド「Nippon Ramen 凛」。東京に続いて進出した京都での2店舗目として「凛 離れ」をオープンしました。
店内は日本を感じる凛とした雰囲気と開放感。カウンターには「人とのご縁」を表現したという七宝柄があしらわれています。
席数は20席。扇形のカウンター席とテーブル席が用意されています。百貨店の中にある店舗なので、女性一人でも気兼ねなく訪れることができます。
京都1号店では清湯系の醤油と塩がメインでしたが、「凛 離れ」ではみそと鶏白湯がメインになります。京都は、江戸時代より北前船を通じて全国各地の食材が集まる場所。その地にふさわしく、スープには数種類のみそや丹波黒どりに比内地鶏、羅臼昆布、礼文島産の利尻昆布、麺には北海道産小麦「はるゆたか」「きたほなみ」などと日本から選りすぐりの食材を使用。日本の食文化が凝縮した一杯となっています。
看板メニューの一つが「芳醇味噌わんたんらぁ麺」。7種類のみそをブレンドしたみそダレに、地鶏から取ったスープを合わせ、麺には北海道産小麦を使った自家製手もみ麺を使用。その上にバラ煮豚と、低温調理し炭火焼きにしたロースの、2種類の「京都ぽーく」を使ったチャーシュー、豚と地鶏の2種類のワンタンがトッピングされています。
数種類のみそを合わせ、地鶏からだしを取ったうまみあふれるスープは、上品でありながら奥深い味わい。小麦香る麺はもちっとした食感でスープとの相性も抜群です。仕上げに加える青山椒オイルがアクセントになっています。
もう一つの看板メニューが「premium鶏白湯らぁ麺」。地鶏と野菜、昆布を一緒に炊き込んだ濃厚な白湯スープに、北海道産小麦を使った自家製平打ち麺を合わせています。ユニークなのがキノコをペースト状にしたマッシュルームのデュクセルと添えられているライム。それぞれスープに入れて、味の変化を楽しむことができます。
最初の一口から最後まで、多彩な味わいが楽しめる一杯。日本の食材のすばらしさや豊かさを感じるラーメンを味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『スープは丹波黒どり、比内地鶏、利尻昆布、礼文島昆布など厳選された素材が使われており、味噌も数種類をブレンドされた物が使われ、最初の印象は濃厚でコクのある味わい、そして食べ進めるほどに深みある旨みが感じられ実山椒の香りがフワッと広がります。
麺はしなやかコシがある平打ち中細麺が使われており小麦の香りと旨みが活かされ濃厚味噌スープがよく馴染みます。
チャーシューは2種類使われており、豚バラチャーシューは脂のコクが楽しめ、豚ロースのレアチャーシューはしっとりとした口当たりで柔らかく風味がとても良いです』(よっちゃんのパパさん)
『まずはスープを……
んっまーーーー!
7種の味噌をブレンドしたスープは風味豊かでめちゃくちゃ美味しい!
時折口の中に入ってくる粒山椒の香りも素晴らしい!
【麺】麺は中太ちぢれ麺。普通の味噌ラーメンの麺よりもしなやかで、風味の良さがより感じます。
【トッピング】2種の雲呑に2種のチャーシュー、それぞれが存在感をしっかり醸し出しており、優劣を付けることができないほどどれもが完成度高い!!
美味しかった〜!』(ramentimesだいちさん)