5. 店舗限定の冷しラーメン
らぁめん 舎鈴
ラーメン王・小林孝充さんがおすすめする「六厘舎」ブランドの「舎鈴」。数ある「舎鈴」の店舗の中でも異彩を放っているのが、神田駅・大手町駅ともに徒歩約5分のサラリーマン街に立地する「らぁめん 舎鈴」です。
冷しラーメンと言えば、山形のご当地ラーメンのひとつ。それを同じく山形の「ケンちゃんラーメン」風に作り上げ「山形 × 山形」のタッグで完成したのが「らぁめん 舎鈴」の「冷しラーメン」なのです。
黄金色に輝くスープは煮干ベースの魚介出汁。一口スープをすすると、強烈な煮干しの旨みが口中に「これでもか！」と広がります。冷しなので、通常の中華そばよりもゴワゴワ麺のストロングなコシが高まっている印象です。夏季限定なので早めに食べに行くことをおすすめします。
6. シンプルな具材が光るネギそば
中華風家庭料理 とも
山本憲資さんがおすすめする外苑前の「中華風家庭料理 とも」は、都会の真ん中とは思えないどこかのんびりした空気が漂う、知る人ぞ知る隠れ家的なエリアにあります。
「ネギそば」は、50年以上前に台湾の女性が作ったそのままの味を受け継いでいます。キリッと醤油がきいたタレは出汁を入れてまろやかさを加え、最後に熱した油をまわしかけてネギの香りと甘みを引き出しています。
ネギには強いこだわりがあり、店主の林さんが市場で目利きしたものだけを仕入れるそう。味のしっかり入ったチャーシューとネギの辛みと香りをまんべんなく麺にまとわせ、3つの味のハーモニーを楽しみたいです。
7. おいしい時間はわずか5分の冷麺
アジョシ
東京メトロ虎ノ門駅B4出口から徒歩3分のところにオープンした「アジョシ」は、京都市内に4店舗を構える人気の韓国料理店です。
同店の看板メニューはオーダーを受けた後に粉から作る「京都冷麺」。京都産のそば粉の中でも希少な御膳粉や、厳選した小麦粉を独自に配合しています。作りたてをすぐに茹でて、冷水で引き締めた冷麺は、喉越し、弾力ともにここでしか味わえない食感です。最もおいしくいただける状態は、でき上がりからわずか5分とも言われるほど短いので、提供されたら早いうちにいただきたいですね。
