【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#127】「Al Habeebi KITCHEN(アル ハビービ キッチン)」

高田馬場と早稲田の中間地点に、知る人ぞ知るカレー激戦区があります。古くからココナッツカレーの「ヤミツキカリー」があり、スリランカ料理の「アプサラ」、南インド料理とイタリアンの「四次元食堂」ができ、カレーをメインにしたお店だけでも100m以内にひしめきあい、カレーメインではなくカレーも出すお店を加えるとその数倍がこのエリアに立ち並んでいます。さらには少し歩けば「エチオピア」の高田馬場店もあり、ただでさえどこでカレーを食べようかと悩ましい場所なのですが、さらに新しいお店が一つ加わりました。「Al Habeebi KITCHEN」です。

こちらは南インド料理も北インド料理もどちらも楽しめるというお店。小さなお店ですが、早稲田通り沿いにあり、場所がわかりやすいこともあって連日賑わっています。

ランチは南インド料理の定番、ミールスがメニューの一番上にあります。ということはやはり北インド料理より南インド料理に力を入れているというわけです。

「マトンカレーミールス」

「マトンカレーミールス」1,100円を注文すると、ドーサかチャパティがつくとのことでドーサをお願いしました。

ドーサというよりウタパムのような厚みと食感ですが、オーセンティックなテイストです。ちなみにドーサとは米粉や豆粉で作る南インドのクレープのような軽食。ウタパムは材料は同じですが、厚みがあるのでお好み焼きと称されることも多いです。

シンプルな味わいのサンバルとラッサムにトーレンとマトンカレーが加わり、サラダやパヤサムもつき、先述したドーサにドリンクも加わってこの価格はかなりリーズナブル。

それぞれのカレーを混ぜながらご飯と合わせていくと味が深まっていき、おいしさが蓄積します。時折ドーサをつけて食べると同じカレーでも味わいに変化を感じるのが楽しいですね。

「アイスチャイ」

食後はアイスチャイを選びました。やはりインド料理の締めくくりにはチャイが合います。

「ウラドワダ」

ミールスはランチのみですが、夜には夜の魅力もあります。南インドの軽食がメニューに加わるのです。「ウラドワダ」600円は豆粉の甘くないドーナツ。

揚げたてで外はサクサク、中はホクホクと食感も良く、ココナッツチャトニをつけて食べたり、サンバルに浸して食べたり、その両方を加えて食べたり。

「ゴビ65」

「ゴビ65」700円はカリフラワーのスパイシー唐揚げ的な料理。こちらのゴビは細かくカットしたもので、その分衣の味と食感が楽しめるタイプ。

ワダにしろゴビ65にしろ、野菜料理なのですが、肉料理を食べたような満足感を得られるのが南インド料理の良いところ。

その他北インド料理メニューやビリヤニもあり、小さいながらもさまざまな楽しみ方ができるお店です。ミールスと言えば近くの四次元食堂にもあるのですが、四次元食堂のものは日本人シェフによる工夫があるもので、アルハビービのミールスはよりオーセンティックな、現地の街場の食堂で食べるようなテイスト。食べ比べるのも面白いですよ。

いずれにせよカレー激戦区に誕生した新たなお店。こちらを含めた近隣のすべてのお店が流行って、神保町や下北沢のような新たなカレー激戦区として全国に認知されるようになれば良いなと思います。

※価格はすべて税込

写真・取材:カレーおじさん\(^o^)/

文:カレーおじさん\(^o^)/、食べログマガジン編集部