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塚田さんのイチオシ! 餃子のイメージを覆す「サバと大葉のスパイス餃子」
限定餃子の中でも特に人気なのが「サバと大葉のスパイス餃子」。うま味たっぷりなサバの身とともに大葉もザクザク入った餡には、クミンやコリアンダーなど、12種類ものスパイスを使用。オリエンタルな香りと奥深い味わいを楽しめる。
塚田さん
一般的な焼き餃子のイメージを覆す餃子。脂ののったサバにクミンなどの多数のスパイスで香りづけがしてあり、更に大葉のさっぱりした風味で全体を整えています。全粒粉を使った自家製皮ももっちりした弾力と小麦の香りが活かされています。
塚田さん
スパイスがしっかりと利いているので、最初はそのまま何もつけずに食べてください。途中から味変としてシークァーサーの果汁のタレをつけると印象がまたガラッと変わります。
こちらもハズせない! 定番からとりあえずの一品まで
シンプルながらこだわりを感じる「SUNSU餃子」
基本の「SUNSU餃子」の具材は豚肉、キャベツ、ニラなど。お店特製のタレを用いた餡の味付けはしっかりめで、ビールなどのお酒がすすむ味わい。ただしニンニクは入っていないので、さらに濃いめにしたい人は、特製黒酢ダレや特製ニンニクダレをつけても。
焼きと水餃子から選べて、写真の水餃子は、皮のモチモチ感をより強く感じられる。
塚田さん
豚肉とキャベツ、ニラとシンプルですが、材料の切り方や味付けなど餃子作りへのこだわりが色々と感じられます。
季節ごとに新鮮な驚きがある「限定餃子」
サバと大葉と並んで、人気が高い「ラムとレモングラスの爽辛餃子」は、レモングラスの爽やかな香りとピリ辛な刺激がラム肉のうま味を際立たせる、まさに“爽辛”な味わい。食欲をかきたてられて、暑い日にもぴったりだ。赤パプリカの食感もいいアクセントに。
「酢胡椒でさっぱりさせるのもおすすめです。その都度色々味を変えながら楽しんでみてください」(鈴木さん)
塚田さん
旬の野菜や魚や、季節のテーマに合わせた限定餃子が提供されるのが「SUNSU」の魅力の一つ。どれも食べて驚きのうまさです。
焼き上がりまでのアテに最適「旨ダレもやし」
さっぱりした特製ダレをかけたゆでもやしなど、前菜的な“とりあえず”のメニューも美味。他には「ちょい辛ザーサイ」「セロリの浅漬け」各350円も人気。
塚田さん
「SUNSU」の餃子は、全粒粉を使った手延べで厚めの皮で包んでいるため調理時間が10分~と比較的長めです。餃子を待つ間のアテとしてちょうど良いのでおすすめです。
ここでさまざまな餃子を味わっていると、餃子が単なる中華メニューの一つではなく、料理のジャンルとして、無限の可能性があるような気がしてくる。
「ひと昔前の日本では、ビールといえばラガービールしかないお店がほとんどでしたし、他の種類を置いていても、皆さん違うビールを飲まなかったんです。でも今では、クラフトビールとか種類がすごく増えて、色々楽しむ方が多いですよね。餃子もそんな風に、全国のおいしいものをあれこれ入れて楽しむことが当たり前になったら面白いと思うんです」と鈴木さん。
店でも色々な餃子を楽しめるよう、一人客には1皿をハーフ&ハーフで提供する対応もしているほか、テイクアウトも可能だ。枠にとらわれない餃子のニューワールドを体験しに、ぜひ一度訪れてみてほしい。
※価格は税込