〈NewOpenNews〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
ハレとケ RAMEN RESTAURANT(東京・高田馬場)
2023年2月22日、「ハレとケ RAMEN RESTAURANT」がオープンしました。武蔵村山で間借り営業していた「空の青とひまわり畑」が移転、屋号を「ハレとケ」に改め、実店舗を構えました。
場所は新目白通り沿い、都電荒川線「学習院下」停留場やJR「高田馬場」駅から徒歩圏内。外観は大きなガラス張りで、外壁に木材が使われるなどまるでカフェのような趣があります。席はカウンター6席、2人席テーブルが2卓。店内も木の床材に木製スツールが置かれ、ナチュラルで明るい空間。女性一人でも気軽に入りやすく、デートにも良さそうです。
メニューは塩ベースの「ラー麺」、「醤油ラー麺」「担々麺」の3種類。それぞれにチャーシューなどの具材が増える「特製」、「ラー麺」「醤油ラー麺」には味玉付きのバリエーションがあります。サイドメニューとしては新しく「担々麺」にぴったりな「ルーローハン」が追加されました。
一番人気は「ラー麺」。スープは京都丹波黒どりや丹波赤どりなどからとった動物系だしに、飛魚煮干し、カツオ節、さば節などの魚介系だしを合わせるというこだわりのもの。透き通った黄金色でそれぞれの旨みが邪魔することなく、むしろ旨みを高め合い、奥深いスープになっています。じっくりとていねいな仕事ぶりがうかがえるスープです。
「ラー麺」は、このスープにしっかりとした味わいがある塩ダレと、コクのある香味オイルを合わせ、3つのバランスがとれた味わいになっています。
麺は手揉み麺とストレート細麺のどちらかを選べます。手揉み麺は平打ちの中太麺。北海道産小麦にうどん粉を合わせ、モチモチした食感が特徴。ストレート細麺は北海道産小麦「春よ恋」を使った小麦の香り豊かな麺。おすすめは手揉み麺だそうで、スープもよく絡み、コシがあり、喉ごしの良さも好評です。
トッピングは、基本は豚肩ロース焼豚と豚バラ肉煮豚、低温調理の鶏肉チャーシュー、鶏ほぐし身、メンマ、九条ネギ。特製は、味玉とローストビーフ、ローストした鶏モモ肉がプラスされます。
注目は鶏ほぐし身。10種類以上のスパイスで味付けされたというほぐし身は、スープの中で溶かすと味変が楽しめる仕掛けになっています。淡麗でスッキリしたスープを少しエスニックに味変するのも楽しいですね。
非日常であるハレの日も、日常であるケの日も店を訪れてラーメンを食べてほしいという思いでこの店名を付けたのだそう。おいしいラーメンで毎日をちょっと幸せな気分にしてくれる店に訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『早速、楽しみにスープからいただいてみると、うん!美味しいです!しっかり熱々なスープは、香味油が少々オイル感ありますが貝類など様々な香ばしさが心地良く広がって来てベースもしっかりと厚みある鶏の旨味に魚介系など結構奥行きも感じられますし、かえしはやはり塩ベースのようで塩味ある味わいにミネラルも感じられたりして美味しいです!』(チーム191さん)
『なんといってもスープが最高で、塩ダレがしっかり主張してくるタイプ。出汁の味は鶏、動物系を特に感じるが結構複雑。鶏チャーシューなどに香ばしい味付けがされているためかそれもスープと一体化し、さらにアクセントが加わっている。
手もみ麺はもちもちしていてコシがあり、スープをしっかりと持ち上げてくれる。ストレート麺もありだが、私はこちらの方が好みな気がする』(えぬい~さん)