気軽に行ける店から高級店まで、焼鳥人気が高まっている!

諸説あるそうですが、串打ちスタイルの焼き鳥が調理法として確立されたのは江戸時代の初期とのこと。日本人のDNAには焼鳥が刻まれていると言っても過言ではありません! 昨年からのブームで焼鳥店のオープンが続いていますが、良い店があふれていて逆にどこに行っていいかわからない、という迷子の方は必見です。「食べログマガジン」で過去紹介した中からピックアップします。

鳥しき系

1. 鳥つき

2023年3月14日、恵比寿駅から徒歩3分ほどの場所にオープンした、目黒 鳥しき分店「鳥つき」は、食べログの焼鳥部門全国No.1で「食べログ 焼鳥 百名店」に選出されている、目黒「鳥しき」の店主、池川義輝氏が認めた「近火の強火」で焼き上げた極上の焼鳥や、多種多様なスタイルの料理を堪能できる焼鳥店です。

写真:お店から

350度を超える高温で、表面を素早く焼き固めて肉汁を閉じ込める「近火の強火」という池川氏直伝の技による焼鳥は、ジューシーで柔らか、濃厚なおいしさです。レバー、皮、砂肝など、それぞれの部位の特徴を理解して、最も旨みを引き出せる串打ちや焼き方は、磨き抜かれた職人技によるもの。

メニューは「おまかせコース」11,900円のみ。「鳥しき」仕込みの焼鳥はもちろん、目も舌もお腹も幸福に包まれる、多彩な一品料理の数々を楽しむことができます。次から次へ何が出てくるかワクワクするコースは、大切な人と過ごす時間がより楽しく印象深くなりそう。

→記事の詳細はこちらから

2. 鳥佳

写真:お店から

2023年3月14日に恵比寿駅から徒歩3分ほどの場所に、池川義輝氏が認めた焼き師兼店主・飯田忍氏が満を持して、目黒 鳥しき分店「鳥佳」をリニューアルオープンしました。

同店の焼鳥も、目黒「鳥しき」継承の火入れ方法である「近火の強火」による絶妙な焼き加減。うちわで扇ぎつつ常に串を動かして、タレをつけるタイミングを見誤らないプロの技が光ります。

→記事の詳細はこちらから

3. 鳥かど

写真:お店から

予約の取れない焼鳥店として名高い目黒「鳥しき」の定休日に、同じ場所で2023年2月にオープンしたのが「鳥かど」です。池川義輝さんが若手に技術と接客の研鑽の場を与えるという意図でスタート。串10本と料理のコースで8,900円。おいしく食べて飲んで13,000円前後です。

→記事の詳細はこちらから

4. 焼鳥 髙はし

店主の髙橋哲生さんが焼鳥修業に入ったのは10年前。33歳からとその職人歴はさほど長くない。食べ歩いていた数々の焼鳥店の中で、五反田「よし鳥」主人・吉本憲司氏の焼く青森シャモロックの正肉がダントツの旨さだったため、同店の門を叩きました。ここで2年間、肉の捌き方や串打ちなど焼鳥のイロハを学び、学芸大学「鳥おき」で“焼き”を修練。そして、修業の仕上げにと訪ねたのが、ミシュランの星を守り続ける目黒の名店「鳥しき」でした。

写真:佐藤潮

折しも、姉妹店の「鳥かど」がオープンした頃で、ご主人の池川義輝氏からは、即戦力として「鳥かど」に行くよう指示を受けることに。その「鳥かど」で5年間、そのうちの3年は2代目大将として存分に腕を振るい、2022年10月、満を持して独立を果たしました。

ねぎま 写真:佐藤潮

味の方は言わずもがな。とうもろこしを中心とした自家製発酵飼料や三浦半島のミネラルたっぷりのひじき、そして丹沢山の天然地下水を与え、120日以上かけて育てた軍鶏は、引きしまった身質としなやかな弾力性、赤身肉を思わせる旨みの余韻が特徴です。主に塩系の串に丹沢滋黒軍鶏を使っている(ちなみにタレ系には柔らかな伊達鶏を使用)そうで、中でも、髙橋さん渾身の一本は、コースの最初に出す「ねぎま」。丹沢滋黒軍鶏の上腿肉の間にネギを挟んだ一串です。

→記事の詳細はこちらから