焼鳥×ワイン

5. 代々木 鳥松

2022年11月1日、代々木駅から徒歩3分、南新宿駅から徒歩2分のところにオープンした「代々木 鳥松」は、地鶏「天草大王」を中心に、厳選した銘柄鶏の熟成焼鳥をおまかせストップ制で提供してくれるお店。店で腕を振るうのは、大将の濱口雄太氏です。焼鳥店「けむり」で修行を積み、オープンに伴って「代々木 鳥松」へ。

むね生姜(手前)、包みねぎ間(中央)、かわ(奥)  写真:お店から

おすすめの焼鳥メニューは、しっとりと柔らかな「むね生姜」や、ねぎ間串を鶏皮で巻いて表面をパリパリに焼き上げた「包みねぎ間」、ドライフルーツなどを漬けてフルーティーな味わいに仕上げたたれに3度漬けした「かしわ」などです。

写真:お店から

同店では焼鳥に合わせて楽しめるナチュラルワインを常時20種類ほどラインアップ。自他ともに認めるワイン好きの濱口氏が自らセレクトをおこなっているそう。ナチュラルワインのほかにも、ケンゾーエステイトのワインやクリュッグ、ドン・ペリニヨンのシャンパン、日本酒、焼酎、ビール、ハイボールなど、豊富なメニューを用意しています。

価格の目安は「お通し」+「焼鳥・野菜串7本」+「飲み物2杯」で4,000円程度。食事のボリュームやアルコールメニューに応じて、1人あたりの予算1万円前後といった印象です。

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6. 夜明けの鳥

2022年9月、中目黒駅南改札から徒歩2分の目黒銀座商店街沿いにオープンした焼鳥と鳥料理の店「夜明けの鳥」。店主は脱サラ後、焼鳥のミシュランガイド掲載店3軒で、シェフは都内の親子丼で有名な鳥料理屋やミシュランガイド掲載店、香港の有名店で、それぞれ研鑽を積まれました。

写真:お店から

メニューはコース3種類のみ。「5本コース」3,500円、「7本コース」4,500円、「10本コース」5,500円とあり、各コースに先付け、吸い物、一品料理、箸休め、スープが付いています(21時以降はアラカルトでの注文も可能)。

写真:お店から

店内には日本酒セラーを設置して、ベストコンディションの日本酒(900円〜)を10種類前後用意しています。ビオワインや水出しハーブティーなど、女性にうれしい飲み物も。酒器や食器にもこだわっていて江戸切子や有田焼、小鹿田焼など、様々な器が彩りを添えています。

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7. 麻布さとり

昔ながらの商店街や閑静な住宅街がある一方、新旧多くの飲食店がひしめき合うグルメの街としても知られる、麻布十番。「麻布さとり」は、麻布十番駅から程近い住宅街にひっそりとあり、外からはまさに知る人ぞ知るお店という雰囲気が漂います。

大きなスペースには、ワインが並ぶ何列もの棚が。ワインセラーならぬ、ワイン部屋 写真:伊藤晴世

店内に足を踏み入れると、フランスのカーブ(ワインセラー)をイメージして造られた、石灰岩の壁にオーク製のカウンターが置かれた空間が広がっています。入口の右手の一角はワインセラーになっていて、こだわりのフランス産ワインが常時2,000本近くもそろっています。

まさに、修行先の店舗では7年ほどソムリエをしていた、店主のこだわりを感じさせる内装です。

ささみは塩気に丸みのあるフランス産ゲランドの塩とワサビでいただきます 写真:伊藤晴世

天草大王は国内最大級の大きさで、その肉は赤身のおいしさや弾力ある歯ごたえ、コクのある味わいに定評があります。ささみは焼くとパサつきやすい部位ですが、120日間じっくりと育てられた天草大王は脂がたっぷり。内側をレアで焼き上げることで、かみ締める度に口の中にしっかりとしたうまみがあふれてきます。

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