〈NewOpenNews〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

蟹らあめん 一本道(東京・中目黒)

ぴーたんたん
店舗外観   出典:ぴーたんたんさん

2023年1月11日、東急東横線「中目黒」駅から徒歩3分ほどの場所にカニに特化したラーメン店「蟹らあめん 一本道」がオープンしました。

店主は兵庫県香住の老舗水産加工会社が運営する「蟹ラーメン専門店 香住 北よし」で修業。その後、中野のラーメン店「Kaeru (カエル)」で営業時間外に店を借りて、カニラーメン専門店をスタート。カニの旨みに特化したラーメンは評判を呼び、2021年に開催された「全国ラーメングランプリin新宿」でも行列ができる人気ぶり。満を持して、中目黒で実店舗をオープンとなりました。

押忍ごっつあん
店に飾られた前掛け   出典:押忍ごっつあんさん

場所は「中目黒」駅東口の近く。入口にぶら下がった「KANI RAMEN」のロゴイラストが入った提灯が目印です。席はカウンター席のみで7席。黒をベースにしたモダンな雰囲気で、壁にはカニにちなんだものが飾られています。

マーコラーメン
「濃厚蟹白湯らあめん」   出典:マーコラーメンさん

メニューは「濃厚蟹白湯らあめん」「蟹醤油らあめん」「蟹塩らあめん」の3種類。そのほか「半ライス」や味玉、カニ味噌などのトッピングが用意されています。

「蟹らあめん 一本道」の魅力は何と言ってもスープ。日本海で水揚げされた紅ズワイガニを贅沢にスープに使用。このスープに国産ブランド鶏でとったスープをブレンド。3年の月日をかけて作り上げたというスープは、カニの甘みと鶏の旨みが融合し、あっさりした中にもコクのあるスープになっています。

たっくー555
「濃厚蟹白湯らあめん」 1,300円、「あの卵の味玉」200円。トッピングは鶏むねチャーシュー、カニのほぐし身、水菜、のり、炙り煮筍、白髪ネギ   出典:たっくー555さん

「濃厚蟹白湯らあめん」にはクリーミーな鶏白湯スープを使用。運ばれてきた丼を見ると、縁には模様のようなものが描かれています。これはカニ味噌。少しずつスープに溶かしていけば、カニ味噌の独特な風味がカニを味わう満足感を高めてくれます。また、テーブルに用意されているカニ足が入った唐辛子の辛味ダレをプラスすれば、パンチの利いた味わいになります。

麺は中細ストレート麺。濃厚なスープと好相性です。トッピングの鶏むねチャーシューはしっとりと柔らかく、厚みがあり食べ応えがあります。

S・ハンセン
「蟹醤油らあめん」 1,200円、うずらちゃん(2個)100円、特製わんたん(3個)300円   出典:S・ハンセンさん

「蟹醤油らあめん」「蟹塩らあめん」には清湯スープを使用。醤油には甘みとコクのある1カ月熟成醤油を、塩にはモンゴルの岩塩と瀬戸内海の塩を合わせた塩だれを使用するこだわりぶり。

間借り営業時には、曜日限定で創作カニラーメンが登場していたそうなので、こちらの店でも期待が持てます。カニの多彩な魅力を楽しめるラーメン店になりそうです。

食べログレビュアーのコメント

松一君
「濃厚蟹白湯らあめん」   出典:松一君さん

『私が選んだのは”濃厚蟹白湯らあめん”。スープから頂いてみると、鶏白湯はぽてりとして厚みがあり、濃厚ながらしつこさの無い味わいで実に美味しい。製造後1ヶ月寝かせたという熟成醤油ダレと合わさることで、甘味とコクの深い味わいが印象的。そこにベニズワイの出汁感もあるが、どちらかと言えばクセが無くおとなしめ。言い換えれば上品に仕上げているようにも感じる。そこで、器の縁の蟹味噌をスープに溶かすのだが、レンゲや箸だけでは綺麗に取れないので麺を直接付けて頂いてみたりした。蟹味噌とスープ、麺を合わせた時だけ蟹がたっぷりと感じられて満喫できた。』(松一君さん)

れんにゅう
「濃厚蟹白湯らあめん」   出典:れんにゅうさん

『まずはスープから

とっても熱々です
濃厚といっているだけあって、しっかり濃厚ですww
蟹の味はおとなしめですが、いいまとまりではないでしょうか
しかも蟹味噌や具材のほぐし身で調整もできるし
このスープとっても好きですww

チャーシューもシンプルな味付けですので
このスープにはバッチリ』(れんにゅうさん)

※価格はすべて税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子