〈食通が占う、2023流行る店〉

新型コロナウイルスによる混乱は続くものの、飲食業界も賑わいを取り戻した2022年。2023年は、思い切り外食を楽しめる一年になりますように!

そんな思いを込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2023年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

今回は、連載「東京メシうま酒場」でおなじみ、音楽界のグルメ番長ことホフディランの小宮山雄飛さんに、今年注目のお店を教えてもらいます!

教えてくれる人

小宮山雄飛

1973年原宿生まれ原宿育ち。ホフディランのVo&Key。音楽界のグルメ番長の異名を持つ。特にカレー好きとして知られ、著書に「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」(朝日新聞出版)、「簡単!ヘルシー!まいにちカレー」(主婦と生活社)などがある。2018年に日本初のレモンライス専門店「Lemon Rice TOKYO」を渋谷にオープン(現在はEC、イベント出店限定)。渋谷区初のCEO(chief eat officer)を務める。

2023年のブレイク予想

Q. 2023年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「ほしのま」です

Belle_colline
出典:Belle_collineさん

「並木藪蕎麦」出身だという若き店主が2021年に開いたお店。そば前もそばの種類もそこまで多くないのがむしろ潔い。キリッとしまったそばに、しっかり辛い汁。天ぷらの揚げ方も見事。飾りっ気のない、下町らしい真っ当においしいおそば屋さんが、この時代に新たにオープンしたこと自体がうれしい限りです。

Q. 2023年に〈ブレイクしそうな2,000円以内の料理〉は何ですか?

A. 「ベジ郎」の「野菜炒め」単品580円〜です

タム6000
出典:タム6000さん

いわゆる二郎系の定食版。二郎系ラーメンのアタマ(野菜炒め)をご飯で食べるという新発想のお店。ご飯を頼まなければ、野菜炒めだけでヘルシーに済むのもうれしい。すでにチェーン展開も始まったようで、同様の野菜炒め専門店も出てきていて、二郎系野菜炒めというジャンルがこれからどっと増えそうな気がします。

※価格は税込です。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:小宮山雄飛、食べログマガジン編集部