毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！
中華蕎麦 晴天（東京・池上）
2022年10月、東急池上線池上駅から徒歩5分のところにオープンした「中華蕎麦 晴天（あおぞら）」。麺とスープにこだわった絶品中華そばがいただけるお店です。
店主の葉山和孝氏は、独学でラーメンを学び、横浜の味噌ラーメン店「拉麺大公」2店舗を人気店にのし上げた実力の持ち主。系列店3店舗目の同店では煮干し系醤油ラーメンを中心に展開しています。
「東京に進出したかった」という葉山氏。タイミングと場所の縁が重なり、この地に出店を決めたそうです。「晴天」という店名は、煮干しスープが好きだった奥様の名前から一文字を取って命名しました。
「拉麺大公」でも5年ほど前から限定で出していた醤油ラーメンですが、麺を変えるなど、少しずつアップデートを重ね、現在の味にたどり着いたそうです。
数種類の煮干しと節からだしをとった醤油ベースのスープは、醤油、しろ醤油、辛味、背脂の4種類を用意。「醤油」はキリッとした醤油らしさが際立ち、愛知県の醤油を使った「白醤油」はだしの味が引き立ちます。「背脂」はコッテリした脂に合うようにだし殻を砕いて濾した濃厚なスープに仕上がっています。
メニューは、シンプルな具材の「中華蕎麦」（醤油・しろ醤油）各850円、（辛味）970円、（背脂）900円のほか、味玉や2種のチャーシューなどボリュームたっぷりの具材が入った「特製中華蕎麦」（醤油）1,300円、「特製白中華蕎麦」（しろ醤油）1,300円、「特製辛味中華蕎麦」1,420円、「特製背脂中華蕎麦」1,350円など。
サイドメニューは「和え玉」200円、「黒酢の和え玉」200円、「カレーの和え玉」250円、「小ごはん」100円、「ごはん」150円、「〆のお茶漬けご飯」200円など。各種トッピング（120円〜300円）もそろえています。
麺は北海道産小麦「春よ恋」を使用した、自家製中細ストレート麺。製麺機のある場所から、毎日提供する分だけを手作りして店舗に運んでいます。小麦の味と香りがしっかりと感じられる、滑らかでもちもちとした食感の麺にはファンも多いようです。
店内は、パーティションを完備したカウンターが9席。おいしさが噂を呼び、すでに行列が。人気店の店主が提案する、渾身の中華そば。ぜひご賞味くださいね。
※店主の事情により、しばらくは昼間のみ（11:30〜15:00）不定休での営業になります。詳細は随時Twitterで確認をお願いします。
食べログレビュアーのコメント
『中華蕎麦 850円
登場したのは深い色合いが特徴の一杯
スープは節メインですが複雑な味わいで
この手のスープに最近出会った記憶はなく
どこか癖になる味わいに仕上がっておりました。
麺は自家製の細麺でズバッと啜れて
歯切れが良く気が付けばあっという間に
なくなってしまっておりましたww
トッピングは焼豚、海苔、ネギとシンプル
小さめながら焼豚のほろりとした仕上がりは
かなり好みで確かな仕事を感じます。
他のメニューも豊富ですし今後が楽しみ
近くに来たらまた寄ってみたいお店です。』（K-diceさん）
『スープは強めの煮干しに少し辛みのあるネギがいい仕事をしている。近年のラーメンというよりはどこか懐かしさのある味わいで私は好きである。
麺は滑らかな舌触りでスープと相まって甘みを感ずる。
あっという間に麺を食べきった。
和え玉（カレー）を追加。250円とお手頃な価格。しかもなかなかお得な量と内容。』（利根川水系さん）
※価格はすべて税込
