「The Tabelog Award 2022」 受賞店インタビュー

「おいしいを、讃えよう。」をキャッチコピーに、食べログユーザーによる評価をもとにした独自の年間レストランアワード「The Tabelog Award 2022」。対象期間にきわめて高い評価を獲得したお店がノミネートされ、ユーザーによる投票にて、「Gold」「Silver」「Bronze」の各賞、部門賞として「Best New Entry」「Best Regional Restaurants」が決定した。

受賞店数は523店舗、その割合は日本の飲食店の中のわずか0.06%ほどという狭き門。そんなトップオブトップの飲食店の料理人たちは今、何を考えているのか?

Silver & Best New Entry受賞「AKAI」赤井顕治氏

築80年の古民家をリノベーションした趣あるレストラン

広島・JR宮島口駅から徒歩8分ほどの場所にある「AKAI(アカイ)」は、フランスの名だたるレストランで研鑽を積んできた、広島市出身のシェフ・赤井顕治氏が手掛けるイノベーティブ・フュージョンの店。

今年度初めて「The Tabelog Award」にノミネートされ、SilverとBest New EntryをW受賞した。「一生に一度は味わっておきたい、匠の技に出会えるお店」との支持を得た、赤井氏が抱く信念とは?

最も意識するのは、素材感のある料理づくり

メニューの一例

赤井氏が調理するうえで最も意識していることは、なるべく広島の季節の食材を使って、できるだけ素材感のある料理を作るということ。そのためには、必要以上に食材に手をかけないという心掛けがあるそう。

店内の様子

代表的な料理は、コースの一品目に供する「落花生のお粥」(10月〜11月限定メニュー)。米と落花生、湧き水、オリーブオイル、塩で作るごくシンプルなもので、そのほとんどが広島の食材だ。余分なものを加えないことで、素材感のある味わい深さややさしい余韻を感じることができる。

良いものを出すためには、自分のオリジナリティやアピール要素は必要ないとも語る赤井氏。そうした自然体で媚びない姿勢こそが赤井氏らしさであり、多くの人を惹き付ける理由なのだろう。

詳しくは動画で

インタビュー動画では赤井氏の料理に対する思いや、愛用する道具、将来の展望などを紹介。素晴らしい料理がどのようにできているのか、そのヒントが詰まっている。

■その他の受賞シェフインタビュー
https://award.tabelog.com/interview

■The Tabelog Award 2022
https://award.tabelog.com/

「The Tabelog Award」受賞店を一挙ご紹介

『The Tabelog Award 2022 公式本』(ぴあ)

昨年初めて発刊され大きな話題になった、食べログアワード公式本が2022年3月28日に発売。食べログアワードを受賞した全国の名店523軒を掲載しています。グルメ必携の一冊。

文:食べログマガジン編集部、平石紗代
写真:米山典子