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「The Tabelog Award 2022」 受賞店インタビュー
「おいしいを、讃えよう。」をキャッチコピーに、食べログユーザーによる評価をもとにした独自の年間レストランアワード「The Tabelog Award 2022」。対象期間にきわめて高い評価を獲得したお店がノミネートされ、ユーザーによる投票にて、「Gold」「Silver」「Bronze」の各賞、部門賞として「Best New Entry」「Best Regional Restaurants」が決定した。
受賞店数は523店舗、その割合は日本の飲食店の中のわずか0.06%ほどという狭き門。そんなトップオブトップの飲食店の料理人たちは今、何を考えているのか？
Silver & Best New Entry受賞「katecuore」湊 純也氏
佐賀県伊万里市で牛を育てながら、牛料理をメインとするイタリアンレストラン「katecuore（カテクオーレ）」を営む湊 純也氏。
「The Tabelog Award」は今年度初めてノミネートされ、SilverとBest New EntryをW受賞した。佐賀では唯一のSilver受賞店として「一生に一度は味わっておきたい、匠の技に出会えるお店」との支持を得た、湊氏が抱く信念とは？
牛一頭ごとの個性を引き出す
同じ牧場で育てていても、牛ごとに味わいは異なると語る湊氏。命をいただくからこそ、その日使用する牛の個性を生かしながら、ゲストに喜ばれる料理を作りたいという思いで調理しているそう。
シグネチャーメニューのひとつであるタルタルも、料理の見た目は同じでも牛が変われば同じ味にはならない。個性に合わせてスパイスの調合を変えることで、その牛の持つおいしさを引き出している。
点で捉える料理
モットーにしているのは、提供する瞬間を大切にした“点で捉える料理”。たとえば、デザートに登場するパンナコッタなら、仕込みの作り置きはせず、一からゲストの前で作り上げる。
牛乳が一番香り高くなる瞬間や、一番良い硬さになる瞬間を逃さないように見極めることで、ベストな状態を提供できるのだ。それゆえ、ほかでは得がたい感動的なおいしさがここにはある。
詳しくは動画で
インタビュー動画では湊氏が、料理に対する思いや、座右の銘、将来の展望などを語る。素晴らしい料理がどのようにできているのか、そのヒントが詰まっている。
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https://award.tabelog.com/interview
■The Tabelog Award 2022
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