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〈広島のお手軽ランチ〉
上質な肉を手頃な価格で味わえると、ランチタイムは行列になることも多い、広島市中区袋町に店を構える「とみや」。その総本店として、料理だけではなく、精肉加工、精肉小売・総菜販売にも力を入れているのがここ「とみや毘沙門総本店」だ。
イートインでもテイクアウトでも。肉を堪能できる「総本店」が誕生
2021年8月にオープンして以来、訪れる人が絶えない人気店となっている「とみや」。アストラムライン毘沙門台駅からも近く、県道に面したロードサイド型の店舗はアクセスも良い。近隣の住民が訪れるだけではなく週末ともなると遠方から訪れる人も多く、キャンプやバーベキュー用の肉を買い求め、そのまま出掛ける人もいるそう。
広島和牛を中心に、厳選された肉をリーズナブルな価格で提供
とみや毘沙門総本店が主に扱うのは広島牛だ。広島牛と名乗れるのは黒毛和牛のA4等級以上のものだけ。中でも最上級とされるA5のメス牛にこだわって仕入れをしている。サシの入りも美しく、食感も柔らかく甘みと旨味のバランスの良さが広島牛の魅力だ。他にも全国各地から厳選した精肉を取り揃え、店内で丁寧に下処理を行い「おいしく」「安く」「新鮮な」肉を提供する。
3店舗目にして理想のスタイルを実現。コロナ禍での需要にも応え人気店に
同店を運営するのは、県下で飲食店を多数営むインスマート株式会社。「イートインスペースがある精肉店は、とみや本館がオープンしたころに目指した姿でした」と話すのは、店長の松山清さん。本館の立ち上げから関わり、同店を支えるキーパーソンだ。
「本館はイートインが人気になりすぎて、精肉の販売は規模を縮小しました。3店舗目にして精肉加工から販売、イートインも併設する理想の店が実現したので、ここが『総本店』なんです」と話す。
飲食店のノウハウを凝縮した肉総菜は、すぐに食べられる揚げ物から、レンジで加熱、フライパンで炒めるなど、家庭で簡単に調理できるものまで用意。「居酒屋メニュー」が家でも食べられると人気だ。コロナ禍で増えた「おうちごはん」の需要にもマッチした。