絶対ハズさないお土産なら、名物の太巻き「路地巻き」
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/mQ6A3043-1024x683.jpg)
数ある料理の中でも名物は「路地巻き」。具は大葉、ガリ、玉子焼きにイカ、数の子、まぐろの赤身、そしてトロまで! 巻けるのか心配になるほど、贅沢な具をふんだんに使っている。
「完全にサービスメニューです。お客さんには大変喜んでいただいていますよ」と店主の塔本さん。お土産の需要が多い土地柄もあり、他の店にはない一品を目指した結果、お値打ちすぎる太巻きができたという訳だ。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3057-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3063-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3082-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3105-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/120x120_8528330-2.webp)
笹岡 隆甫さん
数の子の食感がいいアクセントになっています。もともと数の子はそれほど好きではなかったのですが、「路地巻き」には欠かせません。数の子はこういう風に使うんだというお手本ですね。お土産にした時は、家族で奪い合うようにして食べています。
お昼の御膳、夜の料理にも独創的でお値打ちな品々が揃う
「路地 との本」では、昼は御膳とミニコース、夜はコースとアラカルトが用意されている。夜のコース16,500円であれば、料理4品、寿司9貫、〆の麺料理という構成。ただこれはあくまで基本で、リピーターであれば、その客の好みやその日の気分に合わせて構成は随時変更するという。料理一つひとつを見ても、全国から取り寄せる新鮮な魚介を使った品から、意外性のある品まで多彩だ。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3108-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3199-1024x683.jpg)
昼の「ちらし御膳」では、通年蒸し寿司を供する。ほんのり温かな蒸し寿司は京都らしい一品。酢飯には京都の老舗「村山造酢」の千鳥酢を使用している。これにお造り8種類ほど、天ぷら、赤だしが付く。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/120x120_8528330-3.webp)
笹岡 隆甫さん
昼のメニューは「ちらし御膳」や「寿司ミニ会席」(6,600円)がありますが、どちらも驚くほどお値打ち。京都のこの立地と空間、良質な料理を揃えながら、これほど手軽な価格で供する店は希少だと思います。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3121-1024x683.jpg)
割り下に牛肉をさっとくぐらせて、しゃぶしゃぶのように味わうすき焼き。とろろと卵黄を絡めれば、より濃厚な味わいになる。野菜はクレソンなど季節のものを添えて。夜のコースの一品として、またアラカルトでもオーダーできる。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/120x120_8528330-4.webp)
笹岡 隆甫さん
近江牛やすっぽん、ふかひれなど豪華な食材を使った料理も魅力的です。主役級の料理をあれこれ楽しめ、さらに一緒においしいお寿司も味わえるのですから、それこそ贅沢の極みです。
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3174-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/Q6A3162-1024x683.jpg)
![](https://magazine.tabelog.com/uploads/2022/03/120x120_8528330-5.webp)
笹岡 隆甫さん
京料理店が作るカレーうどんだけあって、出汁の旨みがクセになります。料理とお寿司をたくさん食べた後でも、これははずせません。仕上げに黒七味を振っているのも京都らしくて良いですね。
風情ある町並みに立つ、端正な町家の店構えの一軒。気軽に入れないようなオーラを放ちながらも、ひと度客になってしまえば、要望をくみ取った料理とお寿司でもてなしてくれる。お値打ちな価格設定も客にはうれしい限りだ。多くの名店を知る京都の食通たちが、何度も足を運ぶのに十分な理由がある。