「チョコレートパフェ」と「メロンフラッペ」

「メロンフラッペ」700円、「チョコレートパフェ」800円

続いて、喫茶室のメニューです。

まずは「チョコレートパフェ」。凝ったパフェがSNSなどを賑わす昨今ですが、やっぱりこういう王道パフェが食べたいとき、ありませんか?

お店の3階にある工房で作る自家製バニラアイスクリームと、チョコレートソース、そしてフルーツが5種類(バナナ、メロン、パイナップル、オレンジ、イチゴ)。金子さんいわく「フルーツはすべてプロのパティシエ専用に入れた、良質なものです」。

喫茶室と同じ建物の中で作られる自家製アイスと、おいしいフルーツとチョコレート。レトロかわいいヴィジュアルにも、心なごみます。

「メロンフラッペ」は、見た目は淡い色ですが、味わってびっくり。お味はしっかり、フレッシュな本物のメロンです!

それもその筈、「3階のアイスクリーム工房でメロン果汁を使って作っているシャーベットです。ジュース部分は、メロン果肉とミルクと氷をミックスしています」と金子さん。

実はおいしい自家製アイスを堪能できるデザートドリンクなのです。フラッペにはチョコレートとストロベリーもあり、そちらもおすすめ。

お店に直結した工房で作ったお菓子だけを

お店の奥にある工房では、パティシエさんたちが、手際よくチョコレートケーキにバタークリームのデコレーションをしていました。

一方、お店では10人ほどのスタッフが、手際よくお客さまの注文を聞き、手早くラッピングペーパーにリボンを結び、ケーキをきれいに箱詰めしています。

お会計のとき「お財布にやさしいな」と感じる良心的な価格がいつもうれしいのは、私だけではない筈です。

金子さんは、これからも変わらないスタイルでお店を続けていくそうです。お店と同じ場所にある工房で、いつも変わらず手作りされるおいしいお菓子たち。これからもこの地で、多くの人を笑顔にしていくことでしょう。

※価格はすべて税込です。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一部地域で飲食店に営業自粛・時間短縮要請が出ています。各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いします。

取材・文:市川歩美
撮影:三好宣弘(RELATION)