たくさんあって選べないほど。素敵な洋菓子にウットリ

マッターホーンは品数が豊富で、いつも目移りしてしまうほど。人気の洋菓子をご紹介します。

大人気のケーキ「ダミエ」

昭和40年代から変わらない、学芸大学マッターホーンを代表するケーキ「ダミエ」1カット330円 1本(約26cm)2,100円

マッターホーンの人気ケーキといえば「ダミエ」。金子さんによると、ケーキの中で一番人気で、1日200個以上売れるそうです。

特筆すべきは、チョコとプレーンのスポンジをバタークリームで組み合わせたデザインと、クリーム・生地・チョコレートのバランス。

豊橋の「マッターホーン」のダミエと比べると?

豊橋の「ダミエ」 写真:市川歩美

学芸大学の「ダミエ」には、豊橋の「ダミエ」にはない周りを囲むスポンジの層があります。そんなお話をすると金子さんは微笑んで「そうなんです。でも以前は、豊橋と同じように周りのスポンジがなかった時代もあったんですよ。運ぶときの崩れやすさを考えて、今はこの形なんです」(なるほど、そして私はどちらも大好きです!)。

「モカケーキ」と「生シュークリーム」

「モカケーキ」(左)、「生シュークリーム」(右)各350円

バタークリームのケーキが人気のマッターホーン。中でも「モカケーキ」は、昭和50年頃から変わらぬレシピと、「Moka」と手描きされたレトロなデザインが洒落ています。

断面にも注目してください。エスプレッソを使ったバタークリームとスポンジが縦の層に。「細長いスポンジにバタークリームを敷いて、直径21cmになるまでつなぎながら丸く巻いて、それを14等分に縦にカットするんです」とのこと。

なんとなくわかりますか……? 今ではめずらしい作りです。バタークリームとコーヒーは相性抜群。クリームが染みた生地が、お口でほどけゆくおいしさを楽しんでください。

そして、イチゴと生クリームが入ったラブリーな「生シュークリーム」も人気です。通常のシュークリームは自家製カスタードクリーム入りですが、こちらは生クリームと赤いイチゴを加えることで、かわいいショートケーキのよう。華やかでフォトジェニックです。

缶入りクッキー

缶入りクッキー(21×14cm)2,200円

クッキー缶はサイズが5種類あり、1,700円〜3,800円。小さなクッキーを数種類詰め合わせていて、缶には、鈴木信太郎画伯による女の子のイラストが。ナッツやドライフルーツ、チョコレートを使ったクッキーのおいしさとともに、ピンクのかわいい缶に魅せられるファンが年々増えているようです。

リーフパイ

リーフパイ 10枚入り1,700円 、20枚入り3,200円 1枚160円


「リーフパイは代表商品ですよ。昭和40年代から、お土産には必ずこれ、という根強いファンがいるんです」と金子さん。

バターの香りが高く、サクサクッとした食感と味が後を引いて、多くのファンがついているのも、一度味わえば納得です。葉っぱの形がかわいらしく、サイズが大きいのもうれしいところ(長さ13cmくらい)。1枚ずつの購入もできます。