伝統とモダンの融合!新鋭の京料理

前回の京都市グルメ前編に引き続き、今回は京の花街「祇園・四条編」。京料理・懐石料理の中でも、伝統を継承しつつ新しさも取り入れた新鋭の日本料理や肉割烹がランクイン。要チェックです!

京都市の食べログランキング〜祇園・四条編〜

☆4.64:にくの匠 三芳(牛料理)

出典:ぴーたんたんさん

風情ある町家が立ち並ぶ京都の花街、祇園の一角にある「にくの匠 三芳」。最高級の和牛を全国各地から仕入れ、独自のアレンジを加えた極上の和牛懐石が愉しめる。

出典:ぴーたんたんさん

「サーロインしゃぶしゃぶと丹羽産松茸」など、お肉と季節の旬の食材を組み合わせた一皿は、その時だけ味わえる貴重な一口。

出典:ぴーたんたんさん

「神戸牛サーロイン炭火焼」は、食感、甘味、香り、すべてが今まで食べてきた肉とは別格。

出典:ぴーたんたんさん

シメの卵かけご飯。ご主人の伊藤さんは、「今まで誰も見たことのない肉料理を創ってみたい」という新しい挑戦を胸に、日々肉と会話しながら新しい味を探求し続けている。

☆4.57:飯田(懐石・会席料理)

出典:ぴーたんたんさん

2010年の開店直後から、永楽や魯山人などの名品で本格派の料理が味わえると評判を呼ぶ「飯田」。茶懐石をベースに、ご主人のセンスを高い美意識でプレゼンテーションされた料理が味わえる。

出典:サプレマシーさん

建物は茶道具屋が営まれていた昭和初期のもの。玄関の戸を引けば、そこは洗練された風情ある町家の空間が広がっている。

出典:大きなやまちゃんさん

店内でのお料理の撮影は禁止。「記録ではなく記憶に残る料理」とはこのことをいうのだろう。伝統を守りつつも、新しい割烹に挑戦する飯田さんの情熱が伝わってくる。

出典:サプレマシーさん

鮮やかな緑が美しい坪庭を眺めながら、四季のとれたての食材と豊かなおもてなしをいただく。四季折々の京都を背景に、至福のときを過ごしてみてはいかがだろうか。

☆4.56:緒方(懐石・会席料理)

出典:紅茶に浸したマドレーヌさん

四条通から一歩足を踏み入れた風情ある小路に、ひっそり灯りを燈す「緒方」。元は呉服屋だったという、京の風情ある建物でいただく優雅な料理の数々。料理、雰囲気、接客の三拍子が揃った日本料理の名店だ。

出典:紅茶に浸したマドレーヌさん

「加茂茄子の炊き物」は、夏の京都を感じることができる一品。ふっくらとした厚みのある茄子は、京都の夏を彩る京野菜の代表としてふさわしい風格を醸し出す。

出典:紅茶に浸したマドレーヌさん

「琵琶湖の鰻のかば焼き」は、天然鰻の力強い味わいとパリッと香ばしい食感に、思わず感嘆の声をあげてしまうほど。

出典:紅茶に浸したマドレーヌさん

香り高い手製の「お蕎麦」も絶品。豪快かつシンプルに、素材の持ち味を最大限に活かしつつ、匠の技も随所に光る料理の数々。ご主人の緒方さんが描いた、夏の古都を舞台とした美しい物語にぜひ触れてみてはいかがだろうか。

☆4.55:前田(懐石・会席料理)

出典: ydentalさん

花街の趣漂う西花見小路で、独自の発想と独創性で人々を魅了する「前田」。店内のお料理の撮影は禁止のため、謎のベールに包まれているが、多くの食通を唸らせ「至高の料理がいただける」との噂が絶えない。

出典: 地獄の使者hさん

店の前室となる土間にある李朝時代の家具が、凛とした佇まいでお出迎えしてくれる。

出典: 地獄の使者hさん

店内に入ると、大きな一枚板のカウンターが温もりを感じさせ、落ち着いた空間が広がる。

出典: 地獄の使者hさん

夏の魚は鱧や鰻、野菜はトウモロコシやアスパラなど、京都の旬の味を愉しみつつ、厳選された冷酒をいただく。伝統に忠実でありつつ新しさも感じられる新鋭の割烹「前田」。刺激的かつ感動的な体験がそこには待っている。

☆4.51:啐啄 つか本(割烹・小料理)

出典:ミトミえもんさん

祇園町の南側、建仁寺にほど近い場所に温かい看板を灯す「啐啄 つか本」。無駄を削ぎ落とし、素材本来の味を引き出しながら丁寧に仕上げられた京の逸品を愉しめる。

出典:毎日外食グルメ豚さん

赤い提灯が目印の趣ある暖簾を潜ると、店内はカウンター席のみ。清潔感漂う和の空間は、女性の人気が高いというのも頷ける。

出典:若OKAMIさん

現在、写真撮影は禁止となっているが、食べ終わった後も一品一品をしっかりと思い出すことができるほど、ご主人の塚本さんの確かな技術とおもてなしの心が光る印象的な料理ばかりだ。

出典:kurousaさん

壁に飾られた「啐啄同時」の額は、「雛が孵化するとき内側からくちばしで殻を破ろうとし、親鳥も同時に外側から助ける絶好の瞬間」を意味する。それはまさに、「旬の食材を通じてお客様との一期一会を大切にしたい」という、ご主人の思いが店名にも込められている。

☆4.49:ぎおん 阪川(割烹・小料理)

出典:ミトミえもんさん

「京懐石といえばお任せフルコース」の固定概念を覆す、自由にアラカルト料理を愉しめる「ぎおん 阪川」。その日その時の気分に合わせて、ご主人の坂川さんと相談しながら、唯一無二のコース料理を創作する楽しみもこのお店の醍醐味だ。

出典:ミトミえもんさん

新鮮な「お造りの盛り合わせ(蛍烏賊、鯛、鮪、雲丹)」は、旬の魚を贅沢に使った宝石箱のような一皿。

出典:ミトミえもんさん

人気の「山菜の天ぷら」は、素朴で優しい味わい。季節に合わせて五感を刺激するように施された、ご主人の丁寧な仕事に驚かされる。

出典:ミトミえもんさん

最後の「じゃこご飯」も、簡素だが噛みしめるほどに深い味わい。穏やかなご主人とくつろぎの空間の中で、本格的な京料理を肩肘張らず愉しんでみてはいかがだろうか。

※2017年8月24日(木)時点でのランキングになります