12月5日に開業した渋谷駅西口駅前の「東急プラザ渋谷」。2つのフロアにわたって都会派の大人も満足できる飲食店を展開する「シブヤグラン食堂」7Fで見つけた、この新名所のコンセプト「大人をたのしめる渋谷へ」を感じられる、ゆっくりとその味を堪能したくなる料理店をご案内します。

 

数々のカフェ&レストランが揃う東急プラザ渋谷のオープン特集としてすでに公開済みの、【NEOレストラン編】【シブヤグラン食堂6F編】とあわせてご覧ください。

【7Fでしゃぶしゃぶ】豚肉の旨味をたっぷり引き出す“おだしで食べる”しゃぶしゃぶ「京都 瓢斗 渋谷店」

創業から愛されてきた「出汁しゃぶ」が名物の「京都 瓢斗」が、ここ東急プラザ渋谷に東京初出店しました。

白木をメインに大きなガラス窓による採光も品よく美しい空間。テーブル席や掘りごたつ席での会食利用はもちろん、渋谷の喧騒を眼下にゆったりとデートやおひとり様利用もできるカウンター席などもあり、上質な雰囲気ながら気兼ねなく利用できそうな和の食事処です。

ポン酢や胡麻ダレではなく、京都の食文化で欠かせない“おだし”でいただく名物の「出汁しゃぶ」は必食! 京都生まれの豚肉「京都ぽーく」をはじめ、鹿児島の「美湯豚」や滋賀県の「近江牛」など厳選の食材は、“かえし”を使ってまろやかさを加えたおだしで食べることで極上の味に。しかも、ランチなら2,300円(税抜)でお得にブランド肉を楽しむことができます。

京野菜や日本全国の産地から取り揃えた四季の食材は、日本酒やワインなど豊富な飲み物と一緒に、「出汁しゃぶ」をいっそうおいしく堪能させてくれます。

 

【7Fで点心】大人の隠れ家としても知られる名店が極上の点心やランチを用意して渋谷に進出! 「広尾 花椒庭」

大人の隠れ家として各界著名人にも愛され続ける広尾の「四季火鍋 花椒庭」が渋谷エリアに初進出。味や盛り付け、サービス、空間などすべてにおいて上質を追い求める同店は、秘伝の2種のスープで楽しむ薬膳火鍋が定番ですが、東急プラザ渋谷で新たに提供をはじめた小籠包などの点心は要チェックです。

 

あの「台湾鼎泰豊(ディンタイフォン)」などで技の研鑽を重ねた点心長・山中氏による点心は、ひとつひとつ店内で丁寧に包み上げられ提供。点心の付いたランチもあってお得に味わうこともできます!

「松露小籠包」

蟹みその風味が口に広がる「蟹黄小籠包」4個980円(税抜)や、トリュフの香りが広がる「松露小籠包」4個1,520円(税抜)など、小籠包は5種類を用意。ほかにも、チーズ入り蒸し餃子「芝士蒸餃」4個890円(税抜)など種類豊富な点心は、シェアしていくつも食べたくなるほど。

「黒胡麻担々そば」

そのほかにも「黒胡麻担々そば」1,100円(税抜)や「フカヒレの姿煮込み」6,500円(税抜)など、メニューは盛りだくさん。四季折々の素材を活かした、舌の肥えた大人たちを満足させる品々に、今日は何を食べようか迷ってしまうかも。

 

【7Fでモダン焼き鳥】ジビエや旬の料理もゆったり味わえるナチュラルで上質な空間「やきとり 荒木山」

焼鳥・ジビエを日本酒とワインで食す焼鳥処として人気の、神泉にある「荒木山」が渋谷駅前にロッジをイメージしたナチュラルで上質な空間の店をオープン。

大人がゆったりとした時間を寛ぎ、こだわりぬいた焼鳥や田舎料理をお酒とペアリングしながら楽しめる店舗になっています。

「伊達の力こぶ」520円(税抜)

職人が丁寧に一本一本串打ちし、備長炭で焼き上げるのは、銘柄鶏「伊達鶏」と「川俣シャモ」。焼き上がりから提供まで抜群のタイミングで運ばれる焼き物に加えて、バリエーション豊かな創作和食は通いがいのあるラインアップ。

「こころ(ハツ)」290円(税抜)

職人さんが華麗に焼鳥を焼く姿も見られるカウンター席は奥行きも広く、親しい友人やパートナーとじっくりと“おいしい時間”を過ごしたくなる席。渋谷の街がキレイに見える個室もあるので、デートや接待などシーンごとで使い分けできそうなのも◎。ランチもやっているので、お昼のご褒美ごはんにもアリですね!

 

 

駅からも至便で使い勝手もいい、舌の肥えた大人を唸らせるカフェ&レストランが集まる「東急プラザ渋谷」。新しい渋谷の象徴にもなっていくであろうこの場所を、ゆっくり過ごせるグルメスポットとしてもウォッチしてみてください!

 

取材・文:舘野頼正

撮影:食べログマガジン編集部