コンセプトは“大人をたのしめる渋谷へ”。注目の新業態グルメスポット3選

渋谷の大規模再開発の一端を担う、渋谷駅西口駅前の新複合施設「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」。ここに2019年12月5日オープンした「東急プラザ渋谷」は、ビルの2~8階と17、18階にあわせて約2,500坪のフロアを展開。都会派の大人も満足させる「食」「健康」「美」「趣味」「ライフプラン」をキーワードにした全69店舗が揃います。

 

もちろん、注目のグルメスポットも集まる中、おはようからGood night! まで、1日のシーンのどこかで確実に使えそうな3店舗を紹介します。

【2F】朝から夜まで“ニッポンのご飯”をおいしく提供する「AKOMEYA食堂」

東急プラザ渋谷の2Fにできた「AKOMEYA食堂」は、お米に焦点を当ててライフスタイルを提案する「AKOMEYA TOKYO」の新業態。羽釜炊きの白飯とともに、こだわりの調味料・食材で作られたニッポンの食卓に馴染みある定食メニューを用意。

「米粉どらやき」

店内で手作りされる米粉を使った「米粉どらやき」などもあり、和の味をカジュアルに幅広く楽しめます。

食堂入り口にあるタッチパネル式端末でオーダーできます

古き良きニッポン推しかと思いきや、食事のオーダーはタッチパネルでキャッシュレス決済までできるところは、新しい施設にできた店舗らしさ。

朝ごはんに最適な「AKOMEYA たまごかけご飯」

お米の味を十分に楽しむのに最適なのが、午前8時~11時提供の「AKOMEYA たまごかけご飯」530円(税抜)。日本人のソウルフードといってもいいこのメニューは、生産者直送の、高知のこだわりたまご「コロンブスの茶卵(ちゃまご)」でいただく一杯。シンプルですが、お味噌汁とお漬物もついて、ポーションも結構あります。朝から活力が湧いてくる一品。

 

朝8時〜の朝食では米麺のフォーなど、エネルギーチャージできるメニューがたくさん。ランチ時はもちろん、AKOMEYA TOKYOが厳選する日本酒などお酒の用意もあり、夜まで“ニッポンのおいしさ”で満たしてくれます。

 

【5F】Pepperくんがお出迎え! “ロボットと共に暮らす未来”を体感できるカフェ「Pepper PARLOR」

受付のペッパーくんたち

ソフトバンクロボティクスが手がける初の飲食店「Pepper PARLOR(ペッパーパーラー)」。「Pepper」をはじめとする様々なロボットがスタッフとして人と共に働き、ワクワクする未来が感じられるカフェとなっています。

「フランス産フォアグラのシルキームース自家製グラノーラ添え」

提供されるメニューは、「世界を旅するグルメ&スイーツワッフル」をコンセプトに、世界各国の料理とワッフルを組み合わせた、独創的なもの。例えば、「フランス産フォアグラのシルキームース自家製グラノーラ添え」1,820円(税抜)は、ムースから漂うフォアグラの香りとほんのり塩味、グラノーラの食感、ほんのり甘さのあるソースが一体となり、リッチに感じられる一皿。他にもヴィーガン向けのワッフルなども用意され、様々なお客さんに対応します。

「Pepper PARLOR タブレットチョコレート」900円(税抜)

店頭では「Pepper PARLOR」オリジナルのアイテムも購入できます。「世界を旅するPepper」をモチーフにしたマグカップやTシャツが並ぶ中、ショコラトリー「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」とコラボしたチョコレートやコーヒー豆なども。愛らしいPepperくんの姿が描かれた包装紙はお土産にもできそう。

 

【17&18F】マリーナベイ・サンズでも超人気の総合エンターテインメントレストランが日本初上陸「CÉ LA VI TOKYO」

成熟した大人たちをターゲットにした東急プラザ渋谷の中でも注目を集める「CÉ LA VI TOKYO(セラヴィ トウキョウ)」。シンガポールの「マリーナベイ・サンズ」ルーフトップをはじめ、香港やフランス、台北、クアラルンプール、ドバイなど世界中を魅了する有数の総合エンターテインメントレストランです。

ディナーコース(10,000円〜)の一品「ハンガーステーキ」/写真:CÉ LA VI TOKYO

大人の社交場としてラグジュアリーでハイセンスな空間と食事で迎える18Fのファインダイニング「CÉ LA VI RESTAURANT & SKY BAR(セラヴィ レストラン&スカイ バー)」では、革新的なモダンアジアン料理やスイーツ、ドリンクを渋谷の景色とともに堪能できます。

「スパイシーラムバオ」

17階のカフェ&バー「BAO by CÉ LA VI(バオ バイ セラヴィ)」の食事は、中華風サンド「バオ」を中心としたラインアップで、100%ビーフなどをBBQソースといただく「ビーフバオ」や「スパイシーラムバオ」「角煮フライバオ」「イカカツレツバオ」などが揃います。フライドポテトやサラダといったサイドディッシュもあれば、アイスサンドといったデザートも楽しめます。

「アイスサンド」/写真:CÉ LA VI TOKYO

ほかにも、ゆったりとしたバーとトップDJたちのパフォーマンスを楽しめるナイトクラブという2つの顔を持つクラブラウンジも備え、3つの空間で約700坪の広大なフロアを構成。もちろん、ドラフトビールやハイボールなどドリンクもたくさん用意し、渋谷の街を見下ろせる圧倒的なビューテラスをもった、遊び上手な大人が満足できるスポットです。

 

 

【2Fで寄り道】別注した相手は井村屋! BEAMS JAPANの「ゴールドあずきバー」

グルメスポットというわけではないけれど、東急プラザ渋谷と同日オープンした「ビームス ジャパン 渋谷(BEAMS JAPAN SHIBUYA)」で見つけたアイス「ゴールドあずきバー」はマストで食べて欲しい!

あの“国民的アイスバー”をBEAMS JAPANが別注! 1本220円(税込)、ロゴも入ったオリジナルデザイン。アイスの棒に当たりの刻印があれば、同店オリジナルの「あずきミラーチャーム」がもらえる特典もあります。売り切れゴメン、と予定数が完売したら終了だそうで、寒い12月だろうと渋谷の新名所で手に入れておきたい貴重なスイーツです!

第2弾予告:期待のグルメフロアだってレポートします!

今回は、東急プラザ渋谷のコンセプトに沿った、成熟した大人の五感を満足させることを目指した各フロアのグルメスポットでしたが、次回は6、7Fで展開するグルメフロアからピックアップ! 東京初出店や“あの店の新業態”といった、知っておかなきゃというお店をレポートします!

 

取材・文:舘野頼正

撮影:食べログマガジン編集部