定食王が今日も行く!Vol.69

世界で有名なYOSHIDA時計店が経営! パワーランチにも使える黒毛和牛の「すき焼き御膳」

写真:お店から

天空の隠れ家!?

時計専門店が手がける贅沢な空間

 

私が以前西新宿で働いていた時、外国人の同僚に「いい店がある」と誘われてランチタイムに初台まで足を伸ばしたのが、初来訪の思い出だ。同僚曰く、両親が母国から訪れた時に、連れて行って一番喜んだのがこのお店だったという。

写真:お店から

その理由の一つは、抜群の眺望だ。東京オペラシティタワーの53階にあり、鉄板焼きのカウンターからもダイニングフロアからも、スカイツリーから東京タワーまで東京を一望できるため、夜景も圧巻だ。近隣でいうとパーク ハイアット 東京の「ニューヨークグリル」とほぼ同じ高さだ。そしてもう一つは、何と言っても舌の上で溶ける黒毛和牛を食べられることだ。時計好きな方はご存じかもしれないが、1920年創業、幡ヶ谷にある時計専門店「YOSHIDA」が、服部幸應氏をプロデューサーに迎え誕生したのがこちらお店だ。

東京を一望しながら

極上のすき焼きランチを

 

個人的には黒毛和牛スペシャルすき焼き御膳が、ランチのごちそうだ。鍋いっぱいにぎっしりつまった具材に、たっぷり敷き詰められた黒毛和牛の絨毯。

顔を撫でるように舞い上がる熱々の湯気を浴びながら、なめらかなお肉を食べると、そこは黒毛和牛の絨毯が導く“A Whole New World”(全く新しい世界!?)。黒毛和牛ならではのお肉の甘みやコク、なめらかな舌触りがあり、浮遊感さえ感じる。

東京を一望しながら箸を進めていくと、まだ見ぬ世界が広がっていく。

卵を割ったら、珍しい双子の卵。なんだか良いことが起きそうな予感がした。

極上の黒毛和牛のステーキと

すき焼き丼で猛暑を乗り切る!

 

さすがにこの猛暑にお鍋は……、という方でも大丈夫! スタミナたっぷりの様々な黒毛和牛メニューが堪能できる。目の前の鉄板で焼き上げるステーキをご飯にのせた「黒毛和牛のステーキ丼」だ。

すき焼き御膳が売り切れていても大丈夫。究極のすき焼き丼!とも言える「黒毛和牛のすき焼き丼」も提供している。

定食スタイルでありながらも、贅沢な空間や上質な黒毛和牛を使った料理の数々は、ゲストや上司などを招いたビジネスシーンでのパワーランチや、会食にもぴったり。海外からのゲストも喜ぶこと請け合いだ。暑い夏こそ、甘くてうまい黒毛和牛で、がっつりスタミナをつけて一日を乗り切りたい!

写真・文:定食王