アジアをはじめとした海外からの日本初上陸店が続々オープンし行列を作るなど、今日本は空前のタピオカブーム。タピオカといえば、1992年にも大流行した食材ですが、2018年現在は、その粒も色濃く大きくなり、モチモチ食感に弾力もアップ。さらに見た目もお洒落にパワーアップしています。そんな、出先で見かけるとつい食べたくなってしまうタピオカを使ったスイーツやドリンクを楽しめるスポットを紹介する短期連載。

 

第3回は、東京・代官山にある「Urth Caffé代官山」のタピオカをチェック!

【東京タピオカ図鑑 3】「Urth Caffé 代官山」

 

「Urth Caffé(アース カフェ)代官山」は、1994年にアメリカ・ロサンゼルスにオープン、日本第一号店として2013年に上陸したコーヒーレストラン。東急代官山駅からも徒歩5分、JR渋谷駅からも徒歩10分くらいと、買い物途中に立ち寄るのに便利な場所にあります。

 

オーガニックコーヒーや野菜たっぷりのパニーニやサンドイッチ、アメリカンダイナーで出てくるようなクラシックなベルギーワッフルなどを楽しむことができるこちらのお店を代表するタピオカメニューといえば、「Boba(ボバ)」ドリンク。

歯ごたえ抜群のボバタピオカがクセになる!「タイ レッド ティー ボバ」

 

ボバとは、一般的なブラックタピオカよりも弾力&歯ごたえが強い、キャッサバの根から採ったでんぷんにカラメルを混ぜて作るタピオカのこと。ドリンクのタイプは、シェイカーで振った液体状の「ON ICE」680円(全フレーバー共通)、ブレンダーでアイスクリームと氷を混ぜてシャーベット状にした「BLENDED」720円(全フレーバー共通)の2種類から選べ、いずれも底にはびっしりとタピオカが詰まっています。

 

 

レギュラーメニューは全部で6種類あり、「オーガニック グリーンティー ボバ」「チャイ ディバイン スパイス チャイ ボバ」「オーガニック モロカン ミント ボバ」など、他ではなかなか出会えないフレーバーばかりです。

 

今回チョイスしたのは、ルイボスティーで作る「タイ レッド ティー ボバ」のBLENDED。

 

 

フタから飛び出すほど中身がたっぷり入っており、かなりの重量を感じます。その味わいは、ルイボスティーがベースなので、ミルクティーほど甘くなく、さっぱり。最後まで飽きのこない味です。

 

 

そして、気になるボバタピオカは、噂どおりの強弾力! タピオカといえば、粒の外側が「ぷるん」中は「モチっ」とした食感のものが多いですが、ボバタピオカは外側からすでに「モチっ」ときて中は「ずしん」。また、ほんのりカラメルの甘さも感じられます。

 

さらに、BLENDEDはシャーベット状になっているため、ストロー内で発生するタピオカ渋滞を楽しめる点も、タピオカラバーの心をくすぐるポイント。弾力強めのタピオカが好きな人なら納得の一杯です。

 

【「Urth Caffe」のタピオカメモ】

  • 粒の大きさ……標準的(ぶどうのデラウェアくらい)
  • 色……ダークブラウン(秋らしい色み)
  • 歯ごたえ……強弾力(外:モチッ/中:ずしんとしっかり)
  • タピオカメニュー……レギュラー6種類

 

※価格はすべて税込