アジアをはじめとした海外からの日本初上陸店が続々オープンし行列を作るなど、今日本は空前のタピオカブーム。タピオカといえば、1992年にも大流行した食材ですが、2018年現在は、その粒も色濃く大きくなり、モチモチ食感に弾力もアップ。さらに見た目もお洒落にパワーアップしています。そんな、出先で見かけるとつい食べたくなってしまうタピオカを使ったスイーツやドリンクを楽しめるスポットを紹介する短期連載。

 

第4回は、東京・恵比寿にある「コンマ ティー」のタピオカをチェック!

【東京タピオカ図鑑 4】「コンマ ティー 恵比寿店」

 

「コンマ ティー 恵比寿店」は、JR恵比寿駅東口から徒歩5分程度の距離にある、今年5月にオープンしたティースタンド。

 

定番人気は、「大人のタピオカミルクティー」や自家製チーズクリームを使用した「自家製チーズティー」、厳選した茶葉を毎日8時間以上かけて抽出して作られる「ストレートティー」など。素材を厳選した上質なドリンクが手軽に飲めるお店として、大人の男女を中心に人気を集めています。

黒糖のまろやかな甘みを堪能できる「焦がし黒糖タピオカラテ」

 

この日は、10月から新発売した「焦がし黒糖タピオカラテ」650円(税抜)をオーダー。ミルクとカラメルの溶け合う様がなんとも美しく、シズル感たっぷりのビジュアルです。

 

甘さや氷の量、温度もアイスとマイルドホット(55℃〜65℃)から選べますが、黒糖ラテ特有の濃厚な味わいを堪能したい人は、「氷なし」でのオーダーがおすすめです。また、焦がしていない「黒糖タピオカラテ」600円(税抜)もあります。

 

 

提供する直前にバーナーで焼き上げて作られるカリカリのミルクフォームは、まるでクリームブリュレのよう。このカラメルがミルクと溶け合い、徐々に変わっていく味わいをゆっくりと楽しみながら飲むことが出来ます。

 

早速ストローをひと吸いすれば、タピオカが次から次へと口の中に入ってきます。その特徴は、なんといってもタピオカ自体に黒糖の甘さがたっぷり含まれていること。沖縄県産の厳選した黒糖はコクがあり濃密で、しっかりした味わいの飲み物が恋しくなる秋冬にぴったりの味わいです。

 

 

タピオカの噛み心地は、これまでレポートしてきたタピオカに比べてかなりやわらかめです。このやわらかさこそが疲れた時の癒やしの一杯に最適で、同店のファンに大人の男女が多いという点にも思わず納得。

 

また、「ストレートティー」以外のドリンクは基本的にレギュラーワンサイズですが、50円引きで全ドリンクSサイズに対応しているため、買い物途中やランチの後など、少量飲みたい時にも便利なティースタンドです。

 

【「コンマ ティー 恵比寿店」のタピオカメモ】

  • 粒の大きさ……標準的(ぶどうのデラウェアくらい)
  • 色……ダークブラウン(落ち着いた色み)
  • 歯ごたえ……かなり優しめ(外:わらび餅のようにやわらか/中:極やわらか)
  • タピオカメニュー……4〜5種類(迷わず選びやすい)