〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

熾 OKI(東京・広尾)

目の前で料理が完成するライブ感を堪能できるカウンター席
目の前で料理が完成するライブ感を堪能できるカウンター席   写真:お店から

2026年5月、広尾駅4番出口から徒歩約9分のところに焚火イタリアン「熾 OKI」がオープンしました。

炭台を眺めながら食事を楽しめる
炭台を眺めながら食事を楽しめる   写真:お店から

店名の「熾」には、“火が盛んに燃える”という意味があります。同店でいただけるのは、炭を熱源に藁や枯れ木、枯れ葉で、火入れや余熱、焦がし、瞬間燻製など、さまざまな調理法を用いる“焚音料理”。視覚、嗅覚、聴覚を研ぎ澄ませて楽しみたい新感覚のイタリアンです。

徳永シェフ 写真:お店から

腕を振るうのは、徳永翔平シェフ。帝国ホテルで料理の基礎を学び、イタリア料理の世界へ。2015年に株式会社オールイタリアンクラブへ入社後、六本木ヒルズ「Adesso」を経て「食べログ イタリアン TOKYO 百名店」に選出されている西麻布「OGGI」に。10年勤務する間に副料理長、料理長、店長を歴任しました。15年間現場に立ち続けるなか、生産者や素材、ゲストとの距離がもっと近くに感じられるお店を作りたいという思いが強くなり、新規出店を決意。「炭火を料理の軸に、料理人としての情熱、生産者の思い、食材の魅力を一皿の中で力強く表現していきたい」と、徳永氏。

出店地の西麻布は、国内外から多くの人が訪れ、多様な食文化が集まる魅力的な街。一方で落ち着いた雰囲気もあり、料理とワインをゆっくり楽しむのに最適な場所でもあります。何より徳永氏自身が長年、料理人として経験を積んできた馴染み深いエリア。同地で培ってきた経験を礎に、特別な日だけでなくいつでも帰ってきたくなるようなお店を目指しているのだそう。

波乱
ディスプレイケースに並べられた食材   出典:波乱さん

全国の生産者から届く魚介や肉、野菜たち。ディスプレイケースに並べられた旬の食材をゲスト自身が選びながら、好みや気分に応じたアラカルト料理を提供してくれます。同じ食材でも炭火焼き、前菜、パスタなどさまざまな料理に仕立てられるので、その日だけの一皿に出会えるのも魅力。

おすすめ料理ラインアップ
おすすめ料理ラインアップ   写真:お店から

また、料理内容をすべてシェフに委ねられる「おまかせコース」13,200円〜もあります。その日ごとに最高の食材で構成するコースは、お店の世界観を最大限に感じられる内容。もちろん食べたい食材や調理法のリクエストも可能です。目利きした旬の朝どれ鮮魚料理をメインに、酒のつまみから本格パスタ、リゾット、肉料理までイノベーティブな焚火イタリアンを心ゆくまで味わえます。

スペシャリテ 本日の鮮魚 熾火焼き
スペシャリテ 本日の鮮魚 熾火焼き   写真:お店から

おすすめ料理をいくつかご紹介。「炭焼きつぶ貝と山ウドのバーニャカウダ」2,640円は、香ばしく炭火で焼き上げたつぶ貝の食感と旨みに、旬の山ウドのほろ苦さをアクセントに利かせた一皿。「自家製スルメイカ塩辛と熟成メークインのポテトフライ」1,860円は、自家製塩辛をトッピングした大人風味のポテトフライ。お酒と楽しみたくなるメニューです。「マグロ脳天肉の炭火焼き」(※価格は変動)は、市場でも希少な脳天肉の上質な脂の甘みと炭火の香りを堪能できます。


波乱
イタリアワインが中心   出典:波乱さん

火入れに使う素材の香りを食材に移すなど、遠赤外線効果で旨みを閉じ込める焚火料理は、味わい深さも格別。種類豊富な厳選ワインとも相性抜群なので、ペアリングもおすすめです。

プライベート感のあるテーブル席
プライベート感のあるテーブル席   写真:お店から

カウンター8席とテーブル4席の小さな店内だからこそ、ゲストと料理の距離感を大切に設計されています。西麻布に似合う上質さを持ちながらも、肩肘張らずに過ごせる空間は、木や石など自然素材を基調に柔らかな照明で温かみと落ち着きを演出しているから。

食材と調理法を選べるライブ感と、一期一会の料理に出会える「熾 OKI」。料理とワイン、会話をゆっくり楽しめるお店です。

食べログレビュアーのコメント

鰹の藁焼きも
鰹の藁焼きも   写真:お店から

『熾火コンセプトのお店
香りの良い炭焼きで仕上げた美味しいお肉が食べれるお店。

低温調理の美味しい鴨とトリュフ
スルメイカとカリッとメークイン
美味しい熾焼きのつぶ貝
肉厚椎茸に肉厚ソーセージ
柔らかい米沢豚ロースにチーズのパスタ!

レベルの高い美味しいお店』(つかさの百名店さん)

魚介も豊富に使われている
魚介も豊富に使われている   写真:お店から

『西麻布にオープンした薪焼イタリアンのお店。
「OGGI」「Adesso」「TOSAGE」と同系列とのことで興味を持った次第。
シェフの徳永翔平氏は、「OGGI」の料理長だった方。

L字型のカウンターとテーブル席が1つ。
今回はテーブル席でした。

ディナーコースは13,200円(税込)です。

最初に本日の食材のプレゼンテーションがあります。

いただいたもの。

近江鴨のガランティーヌ サマートリュフ
胡桃と米粉のパン
ツブ貝と水茄子のバーニャカウダ
王様しいたけ サルシッチャ詰め
タラコとイカのパスタ
鰤 ズッキーニ
米沢豚の肩ロース
トリュフのスコーン
イタリア米と生カラスミのリゾット
キャラメルパンナコッタ

もりだくさん!
TOSAGEなど他の系列店もだけど、これで13,200円は良心的。
魚介が多めなのも薪火料理で珍しく、お料理どれも美味しかった』(romai343さん)

※価格は税込・サービス料別

文:斎藤亜希