【噂の新店】Anne(アン)
昼は食堂、夜はイタリアン
河原町御池すぐの路地裏に、昼は食堂、夜はイタリアンという2つの顔をもつ「Anne」が2026年5月1日オープン。1階はゆったりとしたカウンター席、2階は個室が2室あり、使い勝手のよい空間となっている。



シェフは、高知県生まれ、北海道育ちの木原章太さん。京都調理師専門学校卒業後、「サンタ・マリア・ノヴェッラ ティサネリーア京都」「京都ネーゼ」「ザ・サウザンド京都 スカーラエ」など数々のイタリアンの名店で経験を積んだ。昼と夜とでがらりと変わるスタイルについて「実は近くにある安藤不動産株式会社の社員食堂も兼ねているのです」と木原さん。だから昼は和食中心の親しみやすい食堂として、夜は培ったイタリアンの技を駆使するレストランとして営業しているそう。昼夜のメニューの豊富さに「大変なのでは?」と問えば、「とても楽しいですよ! いろんなジャンルの料理に触れることで、新しい料理へのアイデアも膨らみます」と木原さんは笑う。

いただけるお料理はこちら!
まずは昼のメニューからご紹介。日替わり定食、唐揚げ定食、和風中華蕎麦、十割蕎麦などが揃う。
今日の日替わり定食のメインはお造りで、和歌山県から直送のカンパチ、錦市場「近新」から仕入れたヨコワ。どちらも新鮮で、噛むほどに魚本来の甘みが伝わってくる。他に、白甘鯛とオキカサゴのアラを使った潮汁、小松菜のおひたし、焼きナス、サラダ、香の物。午後からの仕事への英気を養うには充実の献立だ。

昼の人気メニュー、近藤製麺工場の麺を使った和風中華蕎麦。奥行きのある和だしを使用し醤油ベースの優しい味わい。チャーシューも美味!

夜のメニューは、18,000円のおまかせ1本。今日は5月のおまかせの中から2皿を紹介する。
「ストラッチャテッラと甘エビの前菜」は、ブッラータチーズの中身であるストラッチャテッラに、函館産の甘エビ、トマト、バジル、小菊を合わせ、オレンジのソースでいただく。チーズと甘エビが好相性。「カプレーゼにエビをプラスしたイメージです」と木原さん。

「白甘鯛の鱗焼き」は、和歌山産白甘鯛を香ばしく鱗焼きに。サクサクとした食感が楽しい。白つぶ貝とグリーンアスパラなどの野菜を添えて。ソースはエスカルゴバター。

素材に譲歩せず、ジャンルレスで
和歌山・カネナカ水産から直送される鮮魚や放血しない紀州鴨、函館や八幡、伏見から届く野菜……。これまで木原さんが紡いできた人脈を通じて、見事な素材が届いている。「今後は特にイタリアンにはこだわらず、“何屋かわからない”ジャンルレスでいいと思っています。とにかく素材には譲歩せず、自分なりの料理をお出ししたいですね」



