【噂の新店】「山本料理店」
8席は予約必須のニューカマー
京都市営地下鉄五条駅より徒歩5分のところに、大正2年に建築されたクラシカルな町家「湯浅会館」がある。立ち飲みやビストロなど名店がひしめくその2階に、今年3月、焼鳥店がオープン。早くも予約が取れないと評判の人気店だ。



店主は、京都で人気の焼鳥店「wabiya」で20年以上腕を磨いた山本浩巳さん。「焼鳥は部位ごとに火入れ具合が異なっていて面白い。炭もなかなか言うことをきかないので、とことん可愛がるようにしています!」と笑う。独立の際、お客様との距離の近いカウンターの小さい店を探し、今の物件と出合ったとのこと。「焼鳥以外にも一品料理に力を入れたいので、店名をあえて“料理店”としました」と話す。鶏は丹波黒どりや京赤地どりを部位ごとに使い分けているそう。



門上さん
信頼できる製麺所の社長からの推薦で訪れました。鶏や野菜の生産地を選び、それをカジュアルな価格で提供しています。
いただけるお料理はこちら!
料理はアラカルトがおすすめ。焼鳥はもも肉、砂ズリ、かわなど定番の部位から、ネクタイ、背ぎもなど数量限定の部位まで揃う。一品料理は、蒸し鶏や炸鶏(ザージー)、地鶏のタタキなど多彩な鶏料理が目白押しだ。
まずは、焼鳥から。手羽先は開いて焼くことで食べやすさを求めたそう。皮目をパリッと焼き上げ、裏返したのちは焼き過ぎないように注意しているとのこと。


門上さん
開いて焼いてあるので食べやすい。しゃぶりつき豪快に!
数量限定のつなぎは、レバーと心臓を繋ぐ部位。コリコリとした食感が魅力だ。


門上さん
香りとコクが素敵です。
鴨肉と鶏肉をミックスしたつくね。大葉と白ネギも使用し、甘すぎないタレが左党にはたまらない。


門上さん
ボリュームありで、うれしい。
一品料理からは、炸鶏。北京ダックのように飴がけして焼き揚げた鶏肉に、八丁味噌、芝麻醤、白ネギ、ショウガ、中国酒などを使った奥行きある味わいの香味味噌をつけていただく。


〆に最適な鶏煮込みそば。鶏ガラやモミジなどを6時間煮込んだ、とろっとした白濁スープを塩のみで味付け。具は細かくした手羽先とネギとシンプルながら、滋味深い。麺は麺屋棣鄂製。


門上さん
締めには必ず頼みたい麺です!
末永く続けられる店を
酒類はビールや焼酎のほかに、ソムリエ資格を持つ山本さんがセレクトしたワインもスタンバイ。「常連さんが飲んで食べてゆっくりできるような、末永く続けられるお店にしたいです。どちらかと言えば“ぬるい”感じで」と山本さんは笑顔でこれからについて話してくれた。


門上さん
焼きの状態が的確。小さなカウンターのみの店ですが、オーナーのホスピタリティが素晴らしいです。




