【食べペディア30】ストレスフリーな飼育法で人にも優しい『グラスフェッド』

 

「グラスフェッド」とは、牧草飼育、ストレスのない放し飼いで良質の草を食べて育った、肉・牛肉・バターを指す。牧草だけで育った牛を「グラスフェッド牛」、その牛から搾った牛乳で作ったバターを「グラスフェッドバター」という。オメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸が多く、血流改善やコレステロール値の低下、免疫力の向上、アレルギー抑制、代謝改善等が期待されるとのことで、ヘルシー志向の欧米女性を中心に注目を集め、日本にも上陸した。

 

基本的に草しか食べないグラスフェッドビーフの肉質は赤身が多く、脂肪が黄色いのが特徴。栄養価が高い上、しっかりした歯ごたえと、自然を凝縮したような肉本来の味が魅力。他に、「グラスフェッドミルク」もβカロチン、ビタミンD・E、さらに鉄分などミネラル豊富といわれている。

 

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