〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

lib(東京・門前仲町)

白老牛のラグー 自家製フェットチーネ 写真:お店から

2025年8月、門前仲町駅から徒歩2分ほどという好立地に、日本とイタリアの要素を織り交ぜた創作ビストロ「lib」がオープンしました。オーナーシェフの須賀優作氏は、10代で料理の道へ進み、西麻布・広尾の名店「アッピア」で4年修業。その後、神泉の人気ビストロ「lilgo」でシェフとして2年半腕をふるい、27歳で独立を果たしました。「若い世代でも挑戦できることを示したい」「同世代の力で飲食業界を盛り上げたい」という思いを胸に、この店を開業。店名の「lib」は、イタリア語で“自由に”を意味する「liberamente」に由来するそう。型にはまらず、自由な発想を大切にしたイタリアンを提供しています。

居心地の良い店内
居心地の良い店内   写真:お店から

店内は柔らかな照明に包まれ、温かみのある落ち着いた雰囲気。オープンキッチンを望むカウンター8席に加え、モルテックス仕上げのテーブル席を含む全26席が設けられています。少人数のグループでも、肩肘張らずゆったりと食事や会話を楽しめる空間です。

Sei.k
蟹クリーム春巻き〜蟹味噌ソース〜   出典:Sei.kさん

前菜には、クリーミーで滑らかな口当たりの「レバパテ」580円、魚のうまみをシンプルに引き出した「鮮魚のカルパッチョ」1,600円など、ワインと相性抜群のメニューが揃います。さらに、蟹の甘みとパリッとした食感を楽しめる「蟹クリーム春巻き〜蟹味噌ソース〜」1,680円、海老のプリプリ食感とうまみが際立つ「エビチリの水餃子」1,650円など、イタリアンの枠にとらわれないユニークな一皿も魅力です。

komichan.tokyo.
北海道産生ウニのクリームパスタ   出典:komichan.tokyo.さん

同店の顔でもあるパスタは、手打ちをはじめ多彩な種類を用意。特に人気の「北海道産生ウニのクリームパスタ」(2人前・3,400円)は、濃厚なクリームソースにウニの贅沢な風味が広がる逸品です。そのほか、香り豊かな「イタリア産ポルチーニのAOP(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ)」3,200円、卵黄とチーズのコクにパンチェッタの塩気が絶妙な「パンチェッタのカルボナーラ」1,800円など、シェフの感性が光るパスタが日替わりで楽しめます。

白老牛の炭火焼き 4,300円
白老牛の炭火焼き 4,300円   写真:お店から

メインには、北海道・白老町で生産される黒毛和牛を使用した「白老牛の炭火焼き」がおすすめ。きめ細かな霜降りと赤身のうまみ、バランスの取れた脂の甘みが口いっぱいに広がり、深いコクとまろやかな味わいを堪能できます。

自分好みのコースにもできます
自分好みのコースにもできます   写真:お店から

季節や仕入れに応じて変わるメニューを味わえるのも同店ならではの楽しみ方。イタリア食材や旬の味覚を活かした一皿を自由に組み合わせれば、コース仕立てのよう。厳選された世界各国のワインとともに味わえます。前菜だけ、パスタだけ、ワインだけといった使い方も可能で、自由度の高い新しいビストロです。

食べログレビュアーのコメント

あちゃんぐるめ
白老牛のラグー 自家製フェトチーネ、パンチェッタのカルボナーラ   出典:あちゃんぐるめさん

『一皿ごとにストーリーがあり、シェフのこだわりと遊び心を感じられる構成。ワインと合わせれば、さらに奥行きのある時間を楽しめそうだ。気取らない空気感ながら、料理はどれも洗練されていて、大切な人との食事や自分へのご褒美にふさわしい。門前仲町にこんな上質なイタリアンがあることに驚きつつ、また訪れたいと思わせてくれる素敵なお店だった』(あちゃんぐるめさん)

おきくグルメ
白老牛の炭火焼き   出典:おきくグルメさん

『◎白老牛
メインにはじっくりと火入れされた白老牛のローストを注文!びっくりするほど柔らかく、脂のあまさが溢れました。シンプルに塩で食べるのが美味し過ぎました。ワインともぴったりです。

【店内など】
テーブル席とカウンター席がありました。
間接照明でオシャレな店内でゆっくりと過ごすことができます。デートにもピッタリ。

【まとめ】
どのメニューも美味しく満足感の高いイタリアンでした!』(おきくグルメさん)

※価格は税込。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:佐藤明日香