〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

Boucherie Gokita Tokyo(東京・下北沢)

シャルキュトリー盛り合わせ
シャルキュトリー盛り合わせ   写真:お店から

2025年7月、下北沢駅から徒歩3分ほどの場所に、立ち飲みもできるビストロ「Boucherie Gokita Tokyo」 がオープンしました。フランスの伝統的なシャルキュトリーと、世界各国のワインを気軽に楽しむことができるお店です。

自家製シャルキュトリー
自家製シャルキュトリー   写真:お店から

オーナーシェフの五木田祐人氏は茨城県出身。20歳の頃、銀座の名店「レストラン ペリニィヨン」でフランス料理の道へと進み、25歳で渡仏。南フランスのレストラン「ラ・レゼルヴ・ド・ボーリュー」やブルゴーニュの「ル・ジャルダン・デ・ランパール」「オステルリー・ヴュー・ムーラン」などで研鑽を積みました。2012年に帰国後は、赤坂「シュマン」でスーシェフを務め、恵比寿「セリエ」、青山「マノワール・ディノ」ではシェフとして活躍。2021年には自身の店「神保町 五木田」をオープンし、フランス料理の技術と炭・薪火を使った串料理を融合させた独自のスタイルで瞬く間に人気店となりました。さらにオンラインシャルキュトリーストア「ブーシェリー・トーキョー」も立ち上げ、多くのファンを獲得しています。

手間暇かけて作られています
手間暇かけて作られています   写真:お店から

長年「シャルキュトリーの専門店を持ちたい」という思いを抱いていた五木田氏は、アクセスの良い世田谷の地に出会い、この新店の開業を決意したそう。肉の仕入れから仕上げまで3〜4日かけて仕込むソーセージやパテなど、手間を惜しまない自家製のシャルキュトリーを提供。ベーコンや希少な長野産生ハム原木なども揃えています。

落ち着いて過ごせる空間
落ち着いて過ごせる空間   写真:お店から

店内は赤と真鍮をアクセントにしたデザインで、まるでブルゴーニュ地方のビストロに足を踏み入れたかのよう。クラシックさと温かみを兼ね備えたモダンな空間には、全20席を用意。一人でじっくりと楽しめるカウンター席、友人や家族との食事に最適なテーブル席、ペット同伴可能なテラス席のほか、気軽に立ち寄れるスタンディングバーも備えています。店頭では、自家製惣菜やスモークサーモンなども販売しており、テイクアウトで自宅でも楽しめます。

モーニングプレート
モーニングプレート   写真:お店から

同店の魅力は、朝から晩までシーンに合わせて利用できること。9時からのモーニングでは「モーニングプレート」1,300円を提供。カンパーニュパンに自家製ソーセージ、自家製ベーコン、ポーチドエッグ、有機野菜のサラダ、季節のスープが付いた満足度の高い一皿。追加料金で「豚のリエット」や「スモークサーモン」をのせたオープンサンドに変更することも可能です。

sakura007
仔羊と野菜の煮込み クスクス添え   出典:sakura007さん

12時からのランチでは「オテイザのチョリソーとラタトゥイユのガレット」1,600円や「仔羊と野菜の煮込み クスクス添え」1,700円、「牛ハラミのステーキ フレンチフライ」2,600円など多彩なメニューを用意。すべてにサラダが付きます。前菜とメインを選べる「ランチコース」3,800円もおすすめ。

自家製シャルキュトリーの盛り合わせ
自家製シャルキュトリーの盛り合わせ   写真:お店から

18時からのディナーには、アミューズとサラダ、自家製シャルキュトリーの盛り合わせ、メイン、デザートが付いた「Menu Charcut」5,500円や、旬の食材をフランス伝統技法で仕上げる全7品のフルコース「Menu Saison」8,500円など、特別感のあるメニューを楽しめます。

ウォークインセラーにはさまざまなワインが並びます
ウォークインセラーにはさまざまなワインが並びます   写真:お店から

料理に寄り添うワインは、フランスをはじめスペイン、ニュージーランドなど世界各国から厳選。季節ごとに入れ替わるボトルも揃い、訪れるたびに新しい発見が。

朝から夜まで楽しめる 「Boucherie Gokita Tokyo」。絶品のシャルキュトリーとともに、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

食べログレビュアーのコメント

sakura007
自家製シャルキュトリー盛り合わせ   出典:sakura007さん

『前菜はジャンボン・ド・ヒメキの生ハムとメロン、デザートは3種から選べ、
白桃のミルフィーユは+400円でしたが、こちらにしました。

ワインはもちろんですが、ノンアルドリンクも楽しめるものが数種類ありました。
その中で、ボーペイサージュの紅茶もありました。
もちろんノンアル。ボトルもボーペイサージュなので、まるでワインのように楽しめました。

フロマージュもいろいろありましたので、チーズ好きな方は是非♪』(sakura007さん)

※価格は税込。

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文:佐藤明日香