〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
津軽煮干 ひらこ屋(東京駅)

2025年8月、東京駅八重洲口直結の⼈気グルメスポット、東京駅⼀番街地下1階にある全国の名店が軒を連ねる「東京ラーメンストリート」内に「津軽煮干 ひらこ屋」がオープンしました。⻘森ラーメンの代名詞ともいえる煮⼲ラーメンの中でも圧倒的な⼈気を誇る「食べログ ラーメン EAST 百名店」にも選出された⻘森市の名店「中華そば ひらこ屋」です。2005年の創業以来、地元で愛され続ける煮⼲ラーメンのスペシャリストであり、2022年期間限定出店の際にはわずか数カ月で約6.4万⼈が訪れるなど、東京でも高い注目を集めました。

今回の新店舗は全国のご当地ラーメンを楽しめる新設「ご当地エリア」に登場。店内には青森の夏を彩る「ねぶた祭り」をモチーフにした提灯が飾られ、BGMには津軽三味線が流れるなど、まるで青森を訪れたかのような雰囲気を演出しています。木目を基調とした清潔感のある空間には、カウンター席とテーブル席を合わせて30席が配置され、観光客からビジネスマンまで幅広い客層に合わせた作りになっています。

同店のコンセプトは「伝統と進化の追求の⼀杯」。看板メニューの「こいくち煮⼲(コク照り完熟⽟⼦⼊り)」は、平子煮干しを中心とする4種類の煮干しを三段仕込みで炊き上げ、合計50kg以上を使用した濃厚スープが特徴です。煮干しの香りとうまみが幾重にも重なり、パンチの利いた味わいながら後味はすっきり。東京ラーメンストリート限定の特製中太麺は、内麦と外麦を独自配合し、かん水を抑えることで小麦本来の甘みともっちりとした食感を引き立てています。
トッピングにもこだわり、チャーシューは国産豚モモ肉の「ウチモモ」「ランプ」「ナカセン」を部位ごとに最適な調理法で仕上げ、煮干し出汁で炊き上げた結びメンマや、2日間じっくり自家製タレに漬け込んだ完熟煮玉子が、スープと麺のうまみを一層引き立てます。

さらに、同店限定の「辛煮干 TYPE-T」は、1日20食限定の特別メニュー。濃厚煮干しスープをベースに、「赤唐辛子一升漬け」「清⽔森なんばのペースト」「煮干麻辣ナッツ」「ナンバ味噌」の4種の辛味素材をブレンド。辛さだけでなく、香り・風味・うまみの立体感を兼ね備えた刺激的な一杯に仕上がっています。一口啜れば、煮干しの奥深さと辛みのキレが口いっぱいに広がり、青森の伝統を新しい形で楽しめます。

ご飯ものには、すじこの塩気とご飯の甘みがたまらない「すじこめし」500円や、噛むほどに肉のうまみが広がる「賄いチャーシューめし」450円、ごま油ベースの特製タレがシャキシャキ食感のネギとマッチした「ネギめし」400円を用意。使用する米はもちろん、青森県産の白米で、どのメニューも煮干しのパンチあるラーメンと相性抜群です。

「津軽煮干 ひらこ屋」は、青森の煮干しラーメン文化を東京で味わえる貴重な存在。煮干し好きはもちろん、ラーメン通も唸らせる珠玉の一杯を求め、連日多くの人々が足を運んでいます。煮干し系ラーメン好きの方に味わってほしい、注目の新店です。
食べログレビュアーのコメント

『卓上調味料はとうがらし酢、ラーメンだれ、なんだか凄そうな一味、ペッパー!凄そうな一味はニボ一味らしい!いりこと一味唐辛子を混ぜたものの様!食べねば。
着丼!濃厚そうな見た目!うまそー!
まずはスープ!ギャン!煮干しだー!苦味もあるがそこまで強くなく、どんどんずるずる飲めてしまう!普通の醤油ラーメンとかよりはさすがにしょっぱいですが!うま!
麺!そこそこ太めのぷるぷる縮れ麺!こちらも軽やかな啜り心地でどんどん食えてしまうぞ!好きな麺!
チャーシューは何種類か入っているが、肩ロース?もも?脂身のついたところが美味かったな。ちょいとスープに沈めて脂身をとろけさせる!美味い!』(ほたてのにぎりさん)

『通常の「こいくち煮干」は一般的なやや柔らかめの太ストレート麺に対して、
「カラニポTYPE-T」はピロピロモチモチ系平打ち麺であるのだ。
まさに美味いに決まっているヤツで、全く箸が止まらなく、
こいくち煮干もこっちの麺を使えば良いのになぁ~と思わせるハイ戦闘力麺。
【総括】
なんにせよ「ひらこ屋が都内に電撃復活」というネタだけではなく、
東京の幾多の煮干ラーメン屋に全く負けない煮干ダンクシュートの一杯であった』(マーコラーメンさん)
※価格は税込。



