【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#227】「マレーカンポン コピティアム 水道橋店」
大阪万博でマレーシア料理のロティチャナイが人気だという話を聞きました。実際に万博へ行った際に僕も食べましたが、確かに大人気の大行列。マレーシア料理はまだまだ日本ではメジャーではないですが、これをきっかけにもっと広まると良いなと感じました。

そこで今回ご紹介するのは、マレーシア料理カフェ。2025年4月22日にJR水道橋駅西口前にある「アパホテル」1階にオープンした「マレーカンポン コピティアム 水道橋店」です。

馬喰町にも同系列のお店があり、そちらに続く形でのオープン。こちらのお店は朝7時から朝食営業、11時まで朝食セットを注文可能で、11時を過ぎるとランチメニューとなり、現状夜営業はしていません。
店名のコピティアムとはコーヒーショップという意味で、つまりはカフェのように気軽に使えるお店となっています。

朝昼どちらの時間もセットの他に単品メニューの注文も可能で、この中に件の「ロティチャナイ」500円があります。

外はパリッと、中はモチッとした食感が良く、ちゃんとカレーソースもついてきて朝食や軽食にぴったりのメニューとなっています。

この単品メニューがなかなか種類豊富で、好物の「オタオタ」500円があったのでそちらも。オタオタとは魚のすり身とスパイスを合わせたものをバナナリーフに包んで蒸し焼きにしたもの。

わかりやすく表すとマレーシア風カレーかまぼこといったところ。こちらもメインに合わせてもう一品のおかずとして最適です。

「チキンカレー」1,100円はココナッツの甘みとほのかな酸味を感じるマレーシアテイスト。写真はご飯少なめなので実際はもっとご飯の量があります。存在感のあるチキンとトロッとするまで火の入ったじゃがいもがご飯とよく合います。

ホテル1階の限られたスペースなので、一から現場で調理しているというわけではないようですが、味は十分にマレーシアテイスト。他にナシレマやカヤトーストなどもあり、さまざまなマレーシア料理の入門編として良さそうなお店です。
日本人は食に対して保守的な人が多く、食べたことのない料理をなかなか食べに行かないと言われていますが、スパイスを使ったアジア料理には日本人の好みにも合うおいしい料理がたくさんあります。だからこそ万博でもロティチャナイが人気となっているのでしょう。
朝からマレーシア料理。例年以上に暑くなりそうな今年の夏を乗り越えるためにも、暑い国の料理がおすすめですよ。


