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今回は、アラカルトのメニューから4品をご紹介。「濃い味はなく、あっさり。全体的にオーソドックスで食べやすいメニューです。食べた時にうまい、ではなく、食べ終わったときにうまい、となるような料理です」と松下さん。洋食は日本人に合わせた和食の一つと捉え、有田焼など和食器を多用している。
「シーフードのグラタン」は前菜としてオンリスト。程よい量で、海老とカニが必ず入っているグラタン。11~2月はタラの白子のグラタンとなり、ファンも多い。


門上さん
冬にいただけるタラの白子のグラタンは、白子のコクと熱々が醍醐味です。
エビフライ、カニクリームコロッケ、ミンチカツ、ズッキーニのフライを、窯元から預かっている有田焼の器に盛り込んだ「ミックスフライ」。目移りしそうな盛りだくさんが魅力。


門上さん
中でもエビフライは秀逸。海老の旨みを見事に引き出す火入れです。タルタルソースとの相性も抜群。クリームコロッケのクリーミーな味わいはクセになります。
鷹の爪、ニンニクに少し醤油で和のテイストを加味した「桜海老のペペロンチーノ」。桜海老の香りと食感が存分に楽しめる。


門上さん
桜海老の風味を満喫できました!
「実はご飯ものはオーダーが通ってから炊き上げています。白ご飯もです」と松下さん。炊き上がりは必ず鍋ごとお客様に見ていただくそう。「ただ食べるだけでなく、見て、楽しんでいただきたいですから」。「桜海老のピラフ」は塩、バター、醤油でシンプルに調味。


安心感のある店を続ける
今後については「お客様が安心して来られる店であり続けたいですね。親子3代で来てくださるような。特に難しいことはせず、オーソドックスなスタイルで、安心感のあるレストランでいたいです」と松下さんは言う。そして「『洋食勝井』で習ったことを、若い世代へ伝えられたらうれしいですね!」と締めくくった。

門上さん
季節感を重視した洋食が味わえます。店主並びにスタッフのフレンドリーな対応は素晴らしい!



