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〈2024 食通が惚れた店〉
みんなが再び日常的に外食を楽しめるようになった2024年。インバウンドの盛り上がりもあり、飲食業界も新しいチャレンジに目を向けた一年だったのではないでしょうか。
そんな2024年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は国内外問わず、音楽業界で活躍する田中知之(FPM)さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
田中知之(FPM)
DJ/プロデューサーとして国内外で活躍。FPM名義で8枚のオリジナルアルバムをリリースする他、多数のアーティストの楽曲プロデュース、100曲以上のRemixも手掛け、東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式では音楽監督を務めた。食通としても知られ、DJツアーで培った全国各地を網羅する情報量の多さから、各界著名人からの信頼も厚い。
2024年のベストレストラン
Q. 2024年、最も印象に残った店の一品を教えてください
A. 「仁修樓」の「子豚の丸焼き」です
私が生まれ育った京都市の北のエリアにある話題の中華料理店。今年ようやく初訪が叶った。タイミングがよければコースの一品として食べることができる“子豚の丸焼き”は、古来のご馳走の代名詞。中華料理ゆえ、北京ダックと同様にしてそのパリパリ皮をいただくわけだが、徐々に飴色に焼き上がっていく見た目のインパクトも含めて本年度最高の食体験となった。