〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Ciel Pizza(東京・渋谷)
2024年7月25日、渋谷駅直結、今注目の商業施設・渋谷サクラステージ4階、130席以上あるフードホール「FOODMET」内に「Ciel Pizza(シエルピザ)」がオープンしました。食べログ フレンチ TOKYO 百名店にも選出された、東京を代表するフレンチの名店「LATURE」が手掛けたオリジナルピザ店です。
「Ciel Pizza」がとことんこだわったのは“日本”です。本場ナポリ流や分厚い生地のシカゴスタイルなど多彩なスタイルのピザ店がありますが、同店では日本の厳選した素材を使い、職人が作る日本由来のオリジナルピザが楽しめます。
日本の食材との相性を考えて、ピザ生地には熊本県産の小麦粉に米粉をブレンド。これにより餅を焼いたように外側がカリッと、内側がふんわりモチモチの生地ができ上がります。米粉を混ぜた生地は、小麦粉のみのものより冷めてもおいしく、最後の一口まで楽しめるのも特徴です。
また、ピザを焼く窯は薪焼きではなくガス式の窯を使用。これも使用する日本の食材の本来の香りを楽しむための工夫の一つです。
その他、使用するチーズには日本を代表するチーズ職人柴田千代さんが生産する独自のクラフトチーズなど日本の工房が作ったものを採用。トマトには奇跡のトマトと言われるオスミックトマトを使用し、他の野菜も「LATURE」の自社農園で栽培された力強い味わいのものが使われています。いずれの素材も「LATURE」のオーナーシェフ、室田拓人さんが一つ一つ選び抜いたものばかりです。
メニューはスペシャリテ2種類、定番4種類に季節のピザが加わります。平日のランチタイムには、Sサイズのピザにドリンクとサラダがセットされたお得なメニューもあり、気軽に楽しむこともできます。
おすすめはスペシャリテの「シエルピザ」。ジビエ料理が得意な「LATURE」らしく自家製イノシシのサルシッチャと、鹿のサラミ、旨みの濃い「長谷川さんのマッシュルーム」を使用。ハンターでもある室田さんならではのアイデアが満ちた“森のごちそう”ピザです。
その他のメニューも魅力的なものばかり。オスミックトマト、世界的なコンクールで賞を受賞した柴田さんのモッツァレラを使用した「故郷」、和歌山の老舗しらす店「山利」のしらすをたっぷりのせた「海の潮風」、鮎と川海苔などを使った「川のせせらぎ」など他では味わえない「Ciel Pizza」ならではの個性あふれるピザがそろっています。
ジビエ肉を使った加工品のサイドメニューも充実。ドルチェでは、可愛らしいメロンの器に入った「北海道メロンのブランマンジェ」が人気です。
ドリンクも国産の希少なワインを泡、白、赤とラインアップ。自家製の柚子ジンジャーエールもピザとの相性がぴったりです。
ピザが大好きだと言う室田さんは「これまでの料理人人生で出会ってきた素晴らしい食材やチーズなどを組み合わせてピザというキャンバスに描いていきたい」と語ります。世界中から多彩な人々が訪れる渋谷にふさわしい一軒になりそうです。
食べログレビュアーのコメント
『「シエル(Ciel)ピザ」
自家製猪のサルシッチャと自家製鹿のサラミ、長谷川さんのマッシュルーム、自家製トマトソース。狩人であるシェフの想い描く森のごちそうピッツァ。
生地が薄く、コルニチョーネは厚めのもちもち。
野趣溢れる鹿のサラミ、パワフルな熟成感のある猪のサルシッチャに、ミルキーなモッツアレラ、長谷川さんのマッシュルーム、甘酸っぱいミニトマト、ピーマンのフレッシュな青みが絶妙に調和します』(parisjunkoさん)
『注文したのはシエルピザ(2640円)。
“ジビエハンターでもあるシェフが想い描く森のごちそうピザ”とのこと。
トッピングのサルシッチャはなんと猪肉!
サラミは鹿肉!
どちらも肉肉しさがしっかり伝わる美味しさ!
そしてそれを上回るかのような存在感の、マッシュルームの香り!
濃厚なトマトソースも存在感ある美味しさです。
これらのベースになる厚めな生地は、魅惑的な香ばしさとモチモチ食感が独特。小麦粉と米粉をブレンドしたものだそうで、日本人にとって慣れた食べごたえ。
ソースやトッピングとの一体感もバツグンです。
これは美味しい!』(kagokagoさん)
※価格はすべて税込。