〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
浩也 東京前(東京・大門)
2024年3月14日「浩也 東京前」が大門に開店しました。予約困難店で知られる高級寿司店「鮨 浩也」が和食の垣根を越えて、これまでにない寿司の形を提案する新店です。
「鮨 浩也」の大将、本橋 拓也さんは日本橋にある江戸前寿司店の老舗を皮切りに、そば店や日本料理など和食の分野で研鑽を積み、その後、銀座にある寿司店のシンガポール店でも活躍。さまざまなジャンルで経験を積み重ね、満を持して2020年に浜松町に「鮨 浩也」をオープンしました。
大将自ら市場へと足を運び、信頼できる業者から素材を仕入れ、米も酢も厳選したものを使用。そんな大将が握る寿司は、伝統の江戸前寿司に和食業界で学んだエッセンスを取り入れた、趣向を凝らしたものばかり。つまみも従来の“つまみ”の域を越えた本格的な逸品で、多くのグルマンたちをうならせてきました。
そんな本橋さんがさらなる飛躍を目指してオープンしたのが「浩也 東京前」です。テーマはイノベーティブ・フュージョン。従来の寿司の形にとらわれず、和食をリスペクトしつつも、フレンチ・イタリアン・中華など多彩なジャンルの食材や調理法を取り入れ、これまでにない美食を提案します。
店舗は都営地下鉄大門駅の近く。隠れ家のような扉を開けて入れば、別世界のような洗練された和モダンの世界が広がります。席はカウンター席10席。寿司職人の粋な仕事ぶりも食事の楽しみの一つです。
メニューは寿司7貫と一品料理7品、計14品からなるおまかせコース。百合根のすり流しに発酵バターのコクと燻製オイルの香りを加えたり、旬のタケノコをさっと揚げて発酵バターと魚醤を絡めたり、削ったパルミジャーノチーズをトッピングしたりと、独創的な寿司や料理がそろいます。
さまざまな要素を取り入れた寿司や料理は、本橋さんならではの卓越した技量とセンスから生まれたものばかり。使う素材も「鮨 浩也」よりグレードアップ。極上のネタを堪能できます。
ドリンクもさらにパワーアップ。おすすめは唎酒師によるこだわりのペアリング。食材との相性を最優先にして選ばれた日本酒とのマリアージュを楽しめば、忘れられないひとときになるでしょう。
「“寿司屋=和食”というジャンルの壁を越えて、新たな楽しみ方を提供したい」との思いから生まれた「浩也 東京前」。「鮨 浩也」とは全く違う、さらに進化した味わいが楽しめます。才気あふれる本橋さんの新たなチャレンジからどんな美食が生まれるのか。目が離せない一軒です。
食べログレビュアーのコメント
『目配り気配りもバランス良くお声がけ頂き、非常に気持ちの良いお店でした。
お料理もお寿司だけでは飽きてしまう、生物だけでは飽きてしまう方にはいいですね。お寿司を含めた、美味しいどころどり!と言う感じでとても満足しました』(ひろぎんさんさん)
『内装の美しさは目を見張ります。
カウンターの木、天井、壁、床、オープンキッチン、ワインセラー、どこを見渡しても重厚感を感じられます。こんな素晴らしい空間なのにどこか落ち着く雰囲気なのは大将や女将、スタッフさんの接客のお陰だなと感じました。
そしてお料理もあっと驚くものばかり。
和洋中の融合が新鮮で、当に言葉通りイノベーティブ。
勿論握りは爆発的に美味い。本当に旨い。
付け台、小鉢、お皿も素敵です。全て大将セレクトだとか。
東京には美味しいお店が沢山あるけれど、どこか飽きた方も多いと思います。
美味しいのは当たり前で、そこに更に目新しさや唯一無二性を求めている方にピッタリなお店だと感じました』(田舎者の白子さん)