〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
京都 三代目 太三郎(京都・河原町)
2023年12月19日、京都・河原町に和カフェ「京都 三代目 太三郎(たさぶろう)」がオープンしました。
カフェのスイーツを監修しているのは、前店舗「Riche huit(リッシュ ユイット)」でもシェフ・パティシエを務めていた縄野さん。ミシュランガイドで11年連続で一つ星を獲得している、京都を代表するモダンフレンチの名店「MOTOI」でパティシエを務めていた実力派です。
場所は阪急京都線京都河原町駅からほど近い、四条通沿いのビルの2階、3階、4階にあります。2階へと続く階段入口に掛かった抹茶グリーン色に白色で「TASABURO」のロゴを染め抜いたのれんが目印です。
2階はテイクアウトとイートイン、3〜4階はイートインのみ。2階のイートインでは最中とお茶が、3〜4階ではパティシエ監修の愛らしいスイーツが楽しめます。グレイッシュな壁に温かみのある色合いの木製家具が置かれたシンプルな空間で、パッと目に入ってくるのが、テーブルの上に飾られた盆栽。一つとして同じ形はない盆栽が、和の風情を添えます。
テーマを「盆栽」「お茶」「和スイーツ」とし、ビジュアル、味わい、香りと五感で楽しめるメニューがそろいます。まるでアフタヌーンティーのようと評判なのが「太三郎最中 茶セット」。最中の皮とフィリングが別々に供され、自分の好きな組み合わせで最中を作って食べるという楽しいメニューです。
四角いトレーにはあんこやフルーツ、栗の渋皮煮、フルーツピュレ、バニラアイスなどが並べられ、どの組み合わせで食べようかと考えるだけでワクワクしてきますね。いずれもパティシエがていねいに作ったものばかり。それぞれの出来栄えの完成度の高さにも驚かされます。
もう一つの人気メニューがかき氷。奈良のかき氷の名店から伝授されたという氷はふわふわとはかなく口の中で溶ける食感が特徴。冬季限定の「氷・京抹茶とマスカルポーネ」は、芳醇な香りの京抹茶シロップをたっぷり使い、マスカルポーネがクリーミーなアクセントになっています。
パティシエが考案したオリジナルの最中もおすすめ。例えば「本日の最中 苺」は白あんに苺と玄米を合わせたユニークなもの。最中の皮の上にきれいに飾られた姿は、まるで卓上の盆栽のように一つの世界観があります。
最中は木箱に入れて持ち帰り可能。そのほかテイクアウトに出来立てほかほかのベビーカステラも用意されています。街なかにありながら、都会の喧騒から離れた隠れ家のようなカフェ。ゆっくりと五感で和のおいしさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『「氷 京抹茶マスカルポーネ」
シンプルな見た目
抹茶のソースとマスカルポーネ
氷はふわふわで冷たくないので最高ですね
でも若干素氷ありです。
マスカルポーネやあんこが中から出てくるのは嬉しい。
マスカルポーネたっぷり目でマスカル、アンコ、マスカルと最後にあんこがあればより好みなところ。
他のセットも気になるのでまた行こうと思います』(みろるグルメさん)
『「太三郎最中 茶セット」
可愛い!様々なフィリングをミニサイズの最中の皮につめ、自分だけの最中を作ります。
粒あん、こしあん、白餡、抹茶あん、バニラアイス、求肥、苺、栗の渋皮煮、ピーカンナッツ、ゆずのピューレ、いちごのピューレ、甘納豆、ぶぶあられ、お口直しのお漬物と昆布といった様々な素材を自由に組み合わせていただく最中です。
私は王道な感じで抹茶あん、苺、求肥。その後は栗の渋皮煮と白あん、甘納豆。この栗の渋皮煮がとても美味しい!ミシュラン店出身のパティシエによるスイーツというだけあります』(yukienglishさん)