〈教えて! 祇園の宏美ママ〉
生粋の京都人に普段使いのお店を教えてもらいたい! そんな企画を叶えるべく、ナビゲーターをお願いしたのは、なんと祇園のお茶屋が母方の実家だったという宏美ママ。幼少期から京都のど真ん中で呼吸してきたホンモノの京都通に、とっておきのお店をおすすめしてもらいましょう。
教えてくれる人
古川宏美(宏美ママ)
1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。
チーズを買うなら?
京都でチーズ?と思うかもしれませんが、実は京都はおいしいフレンチやイタリアンの宝庫。そしてそんなお店のシェフ達がこぞって購入するチーズ屋さんがあるのだとか。クリスマスや年末年始に向けて自分用に買うのも良し、ちょっと変わった京都土産にしても良し。京都のチーズ、おすすめです!
「ワインが大好きなので、もちろんチーズも大好物。長年通っているチーズ専門店と、イートインもできる最近知ったお店、おすすめの2軒を」とお気に入りを教えてもらいました。
フロマージュ・ドゥ・ミテス(烏丸御池)
フランス国家最優秀職人章(MOF)を受章している熟成士、エルベモンス氏が丁寧に作り上げたチーズを直輸入、販売しているお店。京都の名だたるフレンチやイタリアン、ワインバーはかなりの確率でこちらのチーズを仕入れているそう。
宏美ママ
一つのチーズでも、動物たち(牛、水牛、山羊、羊…)が食べる草が季節で違うので、出来上がるチーズもその時々で味が違う、思えばそんな当たり前のことを教えてくれはったのもこちらミテスさんどした。 自店にも常時置いていて、お客様、同業者さんから、どこのチーズ?と聞かれること聞かれること。
宏美ママ
お好きなものはもちろん、初めて見るものを買ってみるも良し、フォンデュ、他、こんなお料理に使いたいと相談するも良し。 ブルーなどは苦手な方も多いですけど、多種あるので「苦手だけど食べてみたい」とミテスさんでトライしてみておくれやす!