〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
鮨 よし(東京・新橋)
2023年10月、新橋駅から徒歩7分、銀座駅から徒歩8分ほどの場所に最高品質の旬の食材を味わえる寿司店「鮨よし」がオープンしました。
店主は台湾出身で、今年日本に住んで10年目になります。これまで「食べログ 寿司 TOKYO 百名店」にも選出され、ミシュランガイドで二つ星に輝き続けている「鮨かねさか」や「The Tabelog Award 2023」Bronzeも受賞した名店「鮨とかみ」で修業を積んできました。自身が学んだ日本文化や日本の料理を、海外の方にもっと知って欲しい、日本の方には自国の伝統や文化をさらに好きになってもらいたいという思いを持ち開業を決意。修業を始めてからずっと銀座にいたこともあり、いつか自分も寿司のレベルが最も高い銀座という地で認められたいと、この場所を選んだそうです。
地下1階にある店内は落ち着きがあり、ゆったりと寛げる空間。カウンターに客席は8席で、目の前で鮮やかに料理が作られていくライブ感を楽しめます。
メニューはおまかせコースのみで、ランチは18,400円、夜は18時からで34,500円(20時半からの2部は要相談)。店主が毎朝豊洲で仕入れる新鮮な魚介や近海マグロなどを使った贅沢なコースです。毎日足を運ぶことで、市場の方との信頼関係を築き、鮮度の良い旬の食材を仕入れられるのだそう。赤酢のシャリを使った名店仕込みの技による寿司は、シンプルながら奥深い味わいと好評を得ています。
また、コースに組み込まれる一品料理には、台湾らしさを感じるものもあり、同店でしか味わえないオリジナリティあふれる寿司前も魅力の一つ。店主の柔らかな物腰や、細やかな気配りも、訪れる人の心を和ませています。
料理と共に楽しんで欲しいお酒も、日本酒だけでなく、特別感のあるシャンパンや人気のワインもそろえています。
日本の文化や伝統を愛する店主による、本格的な江戸前寿司。店主は台湾語はもちろん、日本語、中国語、英語でコミュニケーションが取れるので、海外からのゲストをおもてなしするのにもおすすめです。
※価格はすべて税込。