〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

麺元素製麺所(大阪・天神橋筋六丁目)

2023年5月、天神橋筋六丁目駅から徒歩3分ほどの場所に、自家製麺を使った具沢山なタンメンが楽しめる「麺元素製麺所」がオープンしました。天満にある「食べログ ラーメン WEST 百名店」に選出されている天然素材を100%使用した鶏白湯ラーメンが人気の「麺元素」の新ブランドです。

Bob Lee
出典:Bob Leeさん

清潔感のあるスッキリとした店内には白木のL字形のカウンターが。一人でも入りやすい雰囲気です。店舗の2階には製麺室があり、「麺元素」の麺もこちらで打っているそう。

※オープン当初は「タンメン」の価格が900円でしたが、現在は煮卵半玉がついて930円という値段で提供しています

看板メニューの「タンメン」930円は、国産小麦と中力粉、全粒粉を使用した平打ちの中太ストレート麺で、ツルッとした喉越しと、モチモチ食感が楽しめます。鶏ベースの塩味のスープは、魚介出汁に野菜の旨みも加わりアッサリしつつもコクのある味わい。ほろほろに煮込まれた豚バラ軟骨チャーシューと、炒めたレタス、もやし、ニンジン、ほうれん草などの野菜が盛られ、旨辛の味噌ダレで味変しながら最後まで飽きずに食べられます。

とよつね
中華そば   出典:とよつねさん

「中華そば」930円は、鶏ベースの醤油味で、鶏の旨みあふれる深みのあるスープ。トッピングには、炒め野菜とコリコリの太いメンマ、煮卵がのっています。「特製タンメン」1,200円と「特製中華そば」1,200円は、煮卵と豚バラ軟骨チャーシューがたっぷりのって、ボリューム満点です。ご飯ものの「卵とじ丼」(小/250円・大/350円)もまろやかな優しい味わいなので、お腹に余裕があれば注文をおすすめします。現在、11~14時半(ラストオーダー)のランチタイムのみの営業です。

関西ではあまり馴染みのないタンメンですが、野菜をたくさん取れて、あっさりとした飽きの来ない味わいは、多くの人に支持されそうですね。これから人気になること間違いなしの新店です。

食べログレビュアーのコメント

とよつね
タンメン   出典:とよつねさん

『鶏・野菜出汁に魚介出汁を合わせたスープに適度の油分をもたせ、牡蠣等を抽出したカエシでスッキリとした甘みのある味わいで、鶏出汁のコクに魚介風味がほんのりと広がりあっさりとした中に深みのある仕上がりになっています。途中から辛味噌を溶かし込むと、ほのかな辛みにスープに一層深みが増します。麺はかん水を控えめに国産小麦と中力粉を使用し、麺は全粒粉を配合した自家製麺を使用し、しなやかさの中にモチモチとしたコシ感があり小麦風味が豊かな味わいで頂けます。ネギ・ニンニクをキャノーラ油と少量のラードで抽出した香味油で、小ぶりのチャーシューと野菜を炒めることで肉の旨みが染み込みとても美味しく頂けます。野菜もたっぷりと150gあります』(とよつねさん)

Bob Lee
中華そば   出典:Bob Leeさん

『当面の間タンメンのみの提供と聞いていたが、入店して券売機を見ると「中華そば(900円)」が加わっているので、迷うことなくこれを選択して食券を購入、カウンター席の一番奥に着席。
しばし後丼が登場、醤油色のスープの中に中太の平打ちストレート麺が見え、その上にチャーシューの塊2個・枕木メンマ3本・モヤシやホウレン草などの野菜炒め・刻み葱といったトッピングに加え、今週中のサービスという味玉ハーフが乗っていて、豪華絢爛で美味しそうなビジュアル。
レンゲでスープを啜ってみると、やや甘めの深みのある味のスープでとても美味しい。
麺はツルリとした食感とモッチリとした歯応えでなかなか美味しい、チャーシューはコラーゲンたっぷり、メンマもしっかり味付けがしてありGJ、野菜炒めも旨い。
ということであまりの美味しさにあっという間に完食・完飲、”ラーメン食い”ならこれは必ず食べるべし、といった素晴らしい1杯でありました』(Bob Leeさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香