〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

ペシェミニヨンアルティザンドゥサヴール（東京・大手町）

2023年6月、東京駅と大手町駅に直結する複合施設「新丸の内ビルディング」の1階に「ペシェミニヨンアルティザンドゥサヴール」がオープンしました。フランス焼き菓子の専門店として、サブレやフィナンシェ、マカロン、ダックワーズといった全50種類の焼き菓子を取り揃えているお店です。

1985年に東京・東新橋で開業し、1992年に創業者（故中澤誠一氏）の故郷、北海道・函館へと移ったフランス菓子店「ペシェ・ミニヨン」の系列店となります。創業以来変わらぬレシピや食材にこだわり、熟練の職人が一つ一つ手作りした焼き菓子を販売します。

ペシェ・ミニヨンは、フランス語で「小さな罪」を意味し、転じて「甘いもの好き」という意味も持ち合わせています。「あともう一つだけ」とついつい手が伸びてしまうような焼き菓子を作りたいという職人の思いが込められています。

妥協することなく、手間を惜しまず、常に新しい感動を追い求め、卓越した技術と唯一無二のセンスで表現した一口で幸せな気分にさせてくれるフランス菓子。その味を生み出すグランシェフは、今と古典の融合を目指す若き先駆者Reda Chenouf（レダシュヌフ）氏です。2009年フランスのNo.1パティシエに選出され、パリのグルマン達に愛され続ける人気店「Carl Marletti（カールマルレッティ）」のオーナーシェフ、カール・マルレッティ氏に師事。フランスで歴史あるインターコンチネンタルパリのレストラン「カフェ・ドゥ・ラ・ペ」で、シェフパティシエとして実績を積みました。2017年に来日し、ペシェ・ミニヨンのグランシェフに就任。独創的なセンスと、確かな技術で、ペシェ・ミニヨンでしか味わえない魅力的なフランス菓子を日々つくり出しています。

同店では、多種多彩な焼き菓子の中から予算に応じて好みのものをギフトボックスに詰め合わせることもでき、手土産としても喜ばれること間違いなし。白を基調とした高級感のあるブック形のギフトボックスとショッピングバッグは、函館のペシェ・ミニヨンでは手に入らない、ペシェミニヨンアルティザンドゥサヴール専用のギフトパッケージとなっています。友人へのプレゼントや取引先への手土産など、あらゆるギフトシーンで活躍しそうですね。

店内はブランドカラーであるグリーンと、白を基調とした落ち着いた雰囲気。14席のカフェスペースでは、焼き菓子とコーヒーや紅茶、ハーブティーを味わえる「フールセックとお飲み物のセット」1,100円や「2種のマカロンとお飲み物のセット」1,100円などでゆったりと過ごせるのはもちろん、焼き菓子に合うシャンパンとのペアリング「シャンパンとフールセック」（グラス・2,200円/ボトル・8,500円）も楽しめます。こちらは東京・銀座のフレンチレストラン「アルバス」のオーナーソムリエ仲田勝男氏が推薦する「シャンパーニュキュイエ（Champagne Cuillier）オリジネルブリュット」とお好きな焼き菓子3点のセットです。焼き菓子の香ばしい甘みとほどよいシャンパンの酸味は相性抜群。コーヒーや紅茶とはまた違う幸福感を感じられます。頑張っている自分へのご褒美として、この素敵なマリアージュを堪能してみてはいかがでしょう。

テイクアウト扱いになりますが、丸の内仲通り側のテラスも利用でき、天気の良い日はテラスでくつろぐのもいいですね。

購入の際はショーケースに並ぶ50種類の焼き菓子から自分で選んでいくのですが、目移りするようなおいしそうなものばかり。おすすめは、函館の店舗で人気の「フランボワーズクリームサンド」324円で、バターの香りが良く軽い食感のサブレと、甘酸っぱいフランボワーズのジャムは相性抜群です。看板商品のひとつ「ダックワーズ」324円は「紅茶」や「フランボワーズ」「キャラメル」など、8種類のフレーバーを展開しています。他にも「紅茶のラングドシャ」302円や「リーフパイ」302円など、魅力的な焼き菓子が多彩にあり、ついつい多めに買ってしまいそうです。

現在、オープンを記念して、7月31日（月）までの期間中、カフェスペースでドリンクを注文した方に、お好きな焼き菓子1個をプレゼントしています。この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

『函館では誰もが知っているスナッフルス。
その元となったお菓子屋さんがある事は知る人ぞ知る。
こちらなのだ。
立地もあり、価格を気にしないセレブ達が等間隔で買いに来られていた。
箱の種類が2種類ある事や商品の説明がわかりづらいのは今後を期待。
ずらりと並ぶ焼き菓子の中で、クラシックというメレンゲの焼き菓子がおすすめと聞き、お土産とは別に実食。
小麦粉を使わずにこの柔らかさは凄い。
一瞬で心を持っていかれました。
詳しく聞くと、10秒から15秒タイミングを逃すとこの柔らかさは出ないんだそうだ。
コーヒー豆も自家焙煎、お茶も佐賀の嬉野から取り寄せる本気さなのに安い。
これは手土産に最高だろう！！
リピートします♪』（辛口屋007さん）