〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

MACHIKADO(東京・恵比寿)

マーコラーメン
「真鯛ラーメンスペシャル」1,550円   出典:マーコラーメンさん

2023年3月、恵比寿駅東口から徒歩3分のところに移転オープンした、真鯛ラーメンが自慢の「MACHIKADO(マチカド)」。恵比寿西五叉路近くのビルから、東口の路地に面した1階の店舗へ移転しました。

店主の荒木宇文氏は、本場イタリアの一つ星レストランで2年間の修行を積み、帰国。都内のイタリアンレストランでシェフを務めた後、独立し、世田谷・駒沢でイタリアンバーをオープンさせました。初めは数量限定で出していた「真鯛ラーメン」が人気を呼び、ついには専門店として恵比寿に出店。2019年のことでした。

このラーメンのヒントとなったのが、イタリア・ボローニャで最初に勤めたお店で教わった「鯛のソースのパスタ」。トマト系でもクリーム系でもオイル系でもない、衝撃的なおいしさに驚き、独立した駒沢のお店で〆のパスタとして出していたそうです。やがて“自分にしかできない料理を”と、ラーメンとの融合を思いつき、半年間の試行錯誤の末、納得する味に出会えたそうです。

「真鯛ラーメン」1,150円 写真:お店から

スープに使用するのは、宇和島産の真鯛。毎朝届く新鮮な真鯛のアラ40kgを丁寧に下処理して、野菜と一緒に炊き上げます。合計5時間ほどかけてできあがるスープは濃厚! 化学調味料を一切使わず、旨みがたっぷり溶け込んだ奥行きのある味わいです。その日に使う分だけを毎日お店で作り続けています。

出典:TACKNMONさん

パスタをルーツに持つ真鯛ラーメンは、麺にも特徴が。一般的な中華麺に使用するかんすいは使わず、パスタに使われるイタリアのセモリナ粉を配合しました。生パスタのようなもちもち食感とコシのある特注麺は、スープとよく絡み、後を引くおいしさです。

つかさのラーメン
牛モモ肉のタルタル   出典:つかさのラーメンさん

移転後の店舗では、おつまみメニューも充実。「牛モモ肉のタルタル」1,350円をはじめ、「真鯛のアヒージョ バゲット付き」980円、「帆立と自家製パンチェッタのコンフィ」880円、「揚げ茄子のバルサミコマリネ」680円など、お酒がすすみそうなメニューがずらり。
お酒も「ビール」600円〜や「グラスワイン」750円、「オーガニックピーチティーソーダ」750円、「フレッシュミントハイボール」700円まで、男女楽しめるラインアップ。バル感覚でお酒を楽しみながら、〆に鯛だしのラーメンをいただくのもアリです。

写真:お店から

座席数は25席。店内のカウンター席、テーブル席のほか、外にはテラス席もあります。木を基調とした店内は、温かみも感じられて居心地の良さも抜群です。
移転してますますパワーアップした「MACHIKADO」。動物系出汁を一切使用せず、鯛と野菜のみで作ったラーメンは、国籍問わず利用しやすいのも魅力。唯一無二のラーメンが世界を席巻する日も近いかもしれませんね!

 食べログレビュアーのコメント

Tk1S10
出典:Tk1S10さん

『以前真鯛ラーメンは食べていたので真鯛担々麺をオーダー。
スープはしっかりと鯛が主張してくるけど担々感はしっかり、絶妙なバランスかも。
鯛の切り身は言わずもがなうまい。モヤシのシャキシャキ具合とモッチリな麺もスープに絡んでよき。
卓上の辛いオリーブオイルで味変しつつ完食!』(Tk1S10さん)

ゆっきょし
味変用のオリーブ   出典:ゆっきょしさん

『まちかどさんが移転したので訪問。
透き通ったスープからはかなり強めの鯛の香り。
口に入れると鯛の旨みが溢れてくる。美味いっす
麺はパスタを思わせるモチモチさ。
いつもながら相性抜群です。

味変はこの店おすすめホットオリーブ。
これが美味しすぎてつい入れすぎてしまう。
今回もスープまで完飲しました。

ちょい飲みメニューが増えていたので次は連れと来よう』(もっけもけさん)

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希