種類豊富なラーメンの新店
今年に入ってまだ3カ月程ですが、新店が続々とオープンしています。春になっても、どんな季節でもおいしく食べられる、魅力的な食べ物ですよね。 この記事では、過去に「食べログマガジン」で紹介した中から、おすすめ店をピックアップしました。
1. 百名店選出店出身! 清湯醤油系
麺や 穂ころび
2023年2月23日、東京メトロ「本郷三丁目」駅近く、こだわりのラーメン屋が集うエリアに、ラーメン好きを楽しませてくれる店「麺や 穂ころび」がオープンしました。
店主は、ミシュランビブグルマンに6年連続で選出され、「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」にも選ばれたことがある名店の誉れ高い「八雲」出身。高円寺から不動前へと間借り営業を続けてきましたが、いよいよ待望の実店舗がオープンです。
メニューは、基本となる「中華そば」があり、肉ワンタンや海老ワンタンをそれぞれ、もしくは両方をトッピングした「ミックスワンタン中華そば」などが用意されています。追加のトッピングとして味付け卵、メンマなどがあり、ワンタンも増量できます。
ベースとなる「中華そば」のスープは少し混濁した清湯醤油系。鶏や豚のだしをベースにしたスープに、煮干しやカツオ節などの魚介系の旨みをほどよく利かせた和風スープ。両者のバランスが絶妙で、尖りのないまろやかな醤油がよく合います。深いコクがありながら、無化調ならではの優しい味わいのスープになっています。
2. 鶏白湯スープの専門店
Ramen Afro Beats
祐天寺の「Ramen Break Beats」の姉妹店として「Ramen Afro Beats」が新宿御苑前に2023年3月11日オープン。「Ramen Break Beats」は醤油と塩ラーメンがメインですが、「Ramen Afro Beats」は鶏白湯スープの専門店です。
「特上 鶏白湯らぁ麺」は、マイルドでありながらコクの深いスープ、やわらかめのモチモチした中太麺、低温スモークと肩ロースの醤油煮込みという2種類のチャーシュー、半熟味玉、どれも素晴らしくおいしいです。
3. 後を引く清湯醤油のスープ
麺響 万蕾
2023年2月に、松戸で人気を誇っていた「麺響 万蕾」が、菊川駅から徒歩4分ほどの住宅街の一角に移転オープンしました。流石の人気店、オープン初日には50人以上の行列ができたそうです。
お店のおすすめは「醤油らーめん」で、サラッとした清湯醤油のスープが後をひくおいしさ。背黒など数種類の煮干しやしじみなどの貝出汁を使用した和風の魚介だしはキレとコクがある力強さを感じます。煮干しと貝が、それぞれの旨味を引き出し合うような、絶妙なバランスです。