〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
麺響 万蕾(菊川)
2023年2月に、松戸で人気を誇っていた「麺響 万蕾」が、菊川駅から徒歩4分ほどの住宅街の一角に移転オープンしました。流石の人気店、オープン初日には50人以上の行列ができたそうです。
店主の髙野翼氏は、神奈川県藤沢市の名店「RAMEN 渦雷」「麺やBar 渦」の店主、大西芳実氏を師と仰ぎ修業を積み、その後間借り営業を経て3年前松戸に開業。蜆と煮干を軸にしたスープが評判を呼び、瞬く間に人気店になりました。今回実家のある森下の隣、菊川に移転し、再始動です。店名の「万蕾」には大きく轟く音や、多くの雷を意味していて、低気圧や台風に伴い発生する雷の「渦雷」からの流れを感じますね。
店頭には黒地に雷マークが印象的な看板があり、スッキリとした清潔感のある店内にはL型のカウンターに客席は8席。主なメニューは「醤油らーめん」900円「白醤油らーめん」900円「潮らーめん」900円「和え玉」300円で、ほとんどの人が細切りチャーシューがふんだんに乗った「和え玉」を注文するそうです。
お店のおすすめは「醤油らーめん」で、サラッとした清湯醤油のスープが後をひくおいしさ。背黒など数種類の煮干しやしじみなどの貝出汁を使用した和風の魚介出汁はキレとコクがある力強さを感じます。煮干しと貝が、それぞれの旨味を引き出し合うような、絶妙なバランスです。麺は菅野製麺のストレート中細麺で、スープとの相性が良く、しなやかで啜りやすいです。トッピングには水菜と極太メンマ、鶏チャーシューと豚チャーシューが乗っています。しっとりとしたチャーシューも柔らかくおいしいと評判です。
オープンと同時に行列必至となったラーメン店、噂の味を体験しに訪れてみてはいかがでしょう。訪問の際は時間に余裕を持っておでかけください。
食べログレビュアーのコメント
『「白醤油らーめん」900円
丼には2種のチャーシュー、メンマ、海苔と美しい盛り付け。
遅い時間で和え玉に特製、トッピング類全て売り切れだったのでうずら卵をサービスで入れてくれました。
スープは煮干しメインの厚みある旨味。
口当たりは優しくも一口目から結構ズドンと来ます。
ベースは松戸同様に煮干しと貝。
白醤油は昆布や椎茸、貝柱をタレに使用しているらしく、松戸で食べた「醤油」より太いです。
麺はストレート中細麺。
しっかり茹でられモチモチとして美味しい麺です。
チャーシューは豚ロースに鶏ムネ肉。
豚ロースは厚みがあって赤身中心でもムチムチ柔らかく秀逸です。
鶏胸肉もパサらずしっとり。
スープも具材も相当レベルが高いです。
松戸で食べた際も相当美味しかったですが、更に精度を上げてきた感じ。
新店に数多い醤油清湯でもかなり差別化出来ています。
若き店主さんは丁寧な調理で接客も明るく丁寧。
開店祝いの花には多数のラーメン店の名前があり、同業者からも愛されている感じでした』(デイルス・マイビスさん)
『★・全乗白醤油らーめん 1150円
早速スープを一口、、、うっわぁ!なんだこれ!美味しい!
昆布、椎茸、貝柱から出汁を取ったという白醤油のスープ。
とにかく香り、旨味が凄くて、
その後に甘味、その後に貝や魚っぽいビター苦味が仄かに香る。
なんだこのスープ。楽しすぎる。
麺は少し太めの中太ストレート。啜り心地はにゅっるとしていますが、
柔らかくはなく、不思議な食感。
啜るたびに麺とスープが絡み合う様な感覚。あー、麺も美味しいのね。
トッピングも実にレベルが高い。
鶏チャーシューは塩味が効いていて、かなり美味しく、豚チャーシューはしっとり。
海苔も良く合うし、全部が隙なし。
とにかくスープが美味しくて、途中で塩っ気が結構強い?って思ったら
急に甘さがグッと増したりする。
帰り際には煮干しみたいなビターさが残ったり、なんだかワインを飲んでいる時の様な
楽しい感覚に陥った。
今回二食目でしたが、速攻で完食。
いやー美味しかった。ごちそうさまです』(ノアマンクロウさん)