海老ワンタン麺の魅力

2023年ブーム到来か?と巷で話題になっている「ワンタン」。つるっ、もちっ、の舌触りや喉越しも魅力ですが、そこにプリプリの海老を包むと食感と旨みが加わり、さらにおいしさが増します。麺の太さや種類もお店によってさまざまなので、一緒に食すことで味わいが広がるのも魅力の一つ。シンプルな中にも個性あふれる「海老ワンタン麺」、自分好みのお店を見つけてみませんか?

香港式専門店の海老ワンタン麺

南粤美食(ナンエツビショク)

横浜中華街の朝陽門からすぐのところにある「南粤美食(ナンエツビショク)」。多くの飲食店がひしめく中華街の中で、連日行列が絶えない人気店です。広東出身のシェフが腕を振るい、伝統的な広東料理を提供しています。
店内のカウンターの上には日本では見慣れない大瓶に入った食材の数々が並び、地元の中国人も通うお店は現地のような雰囲気です。

高島埠頭
出典:高島埠頭さん

こちらの一番人気はお店イチオシメニューでもある「香港海老雲呑麺」(980円)です。やや小ぶりな器には、海老がぎっしり詰まったワンタンが4個に黄ニラ、麺は極細の卵麺で、香港麺を使っています。

Jerid
海老雲呑麺 980円   出典:Jeridさん

注文を受けてから一つひとつ丁寧に包まれる海老ワンタンは、絹のようなツルンとした生地に、プリプリの海老と干し海老が混ざり風味も豊かです。テイクアウトも可能なので、お土産にしても喜ばれます。

デイルス・マイビス
出典:デイルス・マイビスさん

■食べログレビュアーのコメント

『スープの味はアッサリ系の塩味
麺が極細麺ながらもコシがあって旨い・・・
ワンタンもかなり大きくて、エビもプリップリで食べ応え抜群
ワンタン麺も色々食べてきたが、自分史上最高NO1を更新したかなと
量は結構少なめだから、シェアというよりは、1人1杯いけるかも』(ネオ流浪人さん)

香港麺 陸記(ロッゲイ)

2022年11月8日にオープンした「香港麺・陸記」は香港ワンタン麺の専門店。「本場の本物の⾹港グルメ」をコンセプトに学芸⼤学に出店した「⾹港冰室」の第2弾として、芝大門に登場しました。お昼時には行列ができることもしばしばで、地元の方で賑わっている様子もうかがえます。

☆バッカス☆
出典:☆バッカス☆さん

香港ワンタン麺専門店というだけあって、麺のメニューは「海老ワンタン麺」のみ。ワンタン3個入り1,000円、5個入りは1,300円と選べるので、お腹と相談して注文ができますね。海老の身がぎゅっと詰まったワンタンは、ツルツル、ぷるっとしていて食べ応え抜群。まずはシンプルに味わって、お好みで紅酢やラー油をかけての味変もできます。

KIKI_poyo
出典:KIKI_poyoさん

本場香港の麺を使用しているという弾⼒のある極細麺は、クセになる⾷感。透明感のあるスープは⼲し海老などの海鮮をベースにしたあっさり味で、⼀⼝すすれば⾃然な⽢みと旨みが⼝の中に広がります。

KIKI_poyo
出典:KIKI_poyoさん

■食べログレビュアーのコメント

『先ずスープの一口目で干し海老の香りが口いっぱいに
凄く美味しいスープ
ワンタンは海老がゴロゴロ入っていてプリプリで凄く美味しい。
途中で卓上の紅酢、ラー油をレンゲの上でかけても凄くマッチしていて最高。
単品だったら10個以上いけるし酒進むだろうなぁ
麺は極細で硬めの食感。
少量づつ啜るとスープの海老の香りの風が口一杯に
美味しかった。
食べる人増えると流行る店になりそう』(373TKJさん)

喜記(ヘイゲイ) 銀座店

東京メトロ銀座駅から徒歩2分、EXITMELSAの7階にある「喜記 銀座店」は、香港に本店を置く「喜記」の日本1号店。日本にいながら香港をまるごと味わえる本格香港料理と、落ち着いた中にも香港らしさを感じるカジュアルな雰囲気が楽しめます。

写真:お店から

ランチの定番メニューとしてオーダーの多い、海老ワンタン麺(1,800円)。大ぶりでプリップリの海老ワンタンのおいしさの隠し味は、漢方豚の油を細かくして使っていること。 肉が入ることで、海老のプリプリ感が目立つようになるのだそうです。

海老ワンタン麺
海老ワンタン麺   写真:お店から

本場香港と同じ香港麺には、タピオカ粉が配合されているのでシコシコした食感があり、スープは親鶏からとった透き通ったスープに乾燥平目の粉末、乾燥蝦子を入れ、香り良く仕上げています。

Tangmochan2
大きめ4つの海老ワンタン   出典:Tangmochan2さん

■食べログレビュアーのコメント

『海老ワンタンがまるで焼売のよう
身がぎっしり詰まっています
麺は極細ですがアルデンテ
香港を感じさせる本場の味のスープ』(モーリニョさん)

自分好みが見つかる! 海老ワンタン麺

香港麺 新記(シンキ) 三宿本店

池尻大橋駅から徒歩10分ほどの場所にある「香港麺 新記 三宿本店」は、1953年に香港で創業した潮州味の麺専門店「香港麺 新記」の日本第1号店。1994年のオープンから、リピーターが増え続ける人気のお店です。「潮州」とは、中国広東省の潮州地方のことで、あっさりとしていながらコクのある奥深い味覚「潮州味」が味わえます。

Chan_Tarai
出典:Chan_Taraiさん

こちらのお店の麺料理は香港麺か日本麺が選べ、また「つゆなし」を選ぶこともできます。極細で歯応えがある香港麺はクセになり、定期的に食べに来る方も多いようです。「エビ入りワンタン麺」(日本麺/850円・香港麺/950円)は白濁のあっさりした中にもコクがあるスープ。そこにプリプリの海老ワンタンが加わって、さらに深い味わいが広がります。

食ハンター
エビ入りワンタン麺(香港麺)   出典:食ハンターさん

「つゆなし」タイプ(日本麺/850円・香港麺/950円)は、香味醤油の「タレ」が和えてあり、油そばのようにかき混ぜて食べると、独特の風味が口いっぱいに。プリプリの海老ワンタンがいいアクセントになります。

りえ姫
エビ入りワンタンつゆなし麺(香港麺)   出典:りえ姫さん

■食べログレビュアーのコメント

『細麺になれている私でも、それ以上の細さですね。
スープは、とんこつよりも薄い感じです。
あっさりとしているので、とてもヘルシーです。
麺も慣れてくると、スープに極細麺が合っているように感じてきました。
スープもいいですね。
スペアリブ飯と本当に合います。
そして、極めつけがエビワンタンです。
美味い!ワンタンをあまり食べない私ですが、ここのワンタンは美味かった。
満足、満足・・・』(イッチャン777さん)

『エビ入りワンタンつゆなし麺
やっぱり外せない定番メニューはもちろん香港麺で・プリプリワンタンにこれまた自家製辣油をつけて食べれば本場の味わい』(Azzurriさん)

粤港美食 二号店 

神保町で本物の広東料理を味わえると評判が高い「粤港美食」(※現在は店内一部改装のため休業中)のロースト専門店として誕生したのが「粤港美食 二号店」。皮がパリパリのローストダックをはじめ、一度に4種類の味が楽しめる「肉四種盛」など、専門店ならではのメニューが揃います。

出挙
出典:出挙さん

ローストメニューと共に人気があるのが「海老ワンタン麺」です。
麺は「香港麺」「ビーフン」「ホーファン」(いずれも1,080円)の3種類から選ぶことができ、「ホーファン」という平打ち米麺に惹かれる方も多いそうです。

ryoku
出典:ryokuさん

また、汁なしの「和えメン」も豊富なラインアップで、汁なし麺ファンには悩ましいメニューばかり。海老のすり身がたっぷり、プリップリの海老ワンタンに好みの麺をチョイスして味わえるのも、この店を訪れる醍醐味です。

出挙
出典:出挙さん

■食べログレビュアーのコメント

『スープ代わりに香港ワンタン麺。吸い付くような黄色い麺、ぷりぷりの海老ワンタン、あっさりスープはもう香港そのもの』(muchosさん)

『エビワンタンメン
雲呑麺と云っても汁無しの和えそば
これ大好きなんですよ〜
蠔油(オイスターソース)
べったりでないのも好感が持てます
香港で雲呑撈麪食べる時は
「唔要蠔油」(んゆうほうやう)
オイスターソース抜き指定なんです私

これが日本で食べられるのは
とってもありがたいなぁ
コロナ以来、全然行ってないですからね

エビワンタン本体ももちろんウマウマ』(出挙さん)