〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
自家製麺 ご藤(東京・小岩)
2023年2月に小岩駅からすぐの場所にオープンした「自家製麺 ご藤」は、「食べログ ラーメン EAST 百名店」にも選出されている、福島県にある人気ラーメン店「自家製麺 うろた」出身の店主による「ゴワゴワ」系ラーメンを提供するお店です。
店主の後藤氏は有名ラーメン店で10年以上働いた後、「うろた」の「ゴワゴワ」というメニューが好きすぎて、同店で1年間修業を積みました。「ゴワゴワ」の研究をしながら、四季を通して変化する麺の作り方を学んだそうです。ちなみに「ゴワゴワ」とは、「うろた」の人気メニューで、その名の通り低加水のゴワゴワした歯ごたえのある硬めの太麺で、食べ応えのある煮干しラーメンのことです。
後藤氏は現在、ラーメン店「頃場」スタッフのため、お店は夜のみ営業している「麺酒場 頃場別邸」で、11~15時の昼のみの営業をしています。店内には2階席もありますが、同店の営業中は1階だけを使用し、カウンター5席のみ。
メニューは「中華そば」のみで、通常が200g 800円、大盛300g 900円、特盛400g 1,000円です。トッピングには「めんま」150円、「玉子」100円、「のり」50円、全部入った「特製」300円。ご飯ものには「ごはん」100円と、「にくめし」300円があります。
通常の「中華そば」には、柔らかくしっとりとしたバラロールのチャーシュー、歯ごたえのあるメンマ、のり、ネギがトッピングされています。麺の上にはゴロゴロとサイコロ状で甘みのある背脂も。
スープは醤油ベースのサラッとした煮干清湯。あっさりながら、体に染み渡るようなおいしさです。小麦の風味が強く個性豊かな麺は、平打ちで太く、啜るというよりはよく噛んで食べる麺。「この麺がクセになる」と、リピーターも増えているようです。途中で紅生姜を加えるのがお店のおすすめだそう。
オープンして間もないですが、既に週末は行列ができるほどの人気店に。また、1日40~50食限定で、売れ切れ次第終了になるため、訪問の際は時間に余裕を持っておでかけください。
食べログレビュアーのコメント
『中華そば大。麺のボリュームがすごいです。
チャーシュー、海苔、ネギ、ブロック状の背脂。
どこかで見たことあるようなビジュアルですな。
スープを一口飲むと結構濃いめで煮干しががっつり。
このスープすきな味です♪
背脂も一緒に飲んでみるとさらに旨みが加わっていいなー。
麺はかなりのゴワゴワ感。
チャーシューはバラの巻チャーシューで柔らかかったな。
肉めしはブロック状のチャーシューがご飯のうえにのっていてタレがかかってます。
このチャーシューも柔らかくて食べやすい。
私は残ったスープをかけてお茶漬けにしていただきました。
いろいろまだ試行錯誤されてるとのこと。
定期的に食べにいきたいかなって思います』(おおおやぶん09さん)
『「中華そば」800円
小ぶりの丼にバラロール、メンマ、ネギ、海苔。
麺は山盛りでスープに収まりきっていません。
また、海苔の下にはゴロゴロと背脂。
煮干し×背脂×自家製麺で山形「ケンチャンラーメン」リスペクトです。
スープはアッサリとした煮干清湯。
エグミやビターさはなくもサカナ感あるスープです。
麺はゴワッとした自家製の中太手揉み麺。
低加水で、ワシワシというよりポキポキ食感です。
オーションも使用しているそうで、啜るというより咀嚼するタイプ。
小麦の風味も強、個性豊かな麺で、量もローカルっぽく多めです。
「ケンチャンラーメン」で「身入り」と言われる背脂はサイコロ状。
良質でスッキリとした甘みがあります。
チャーシューはほど良く脂が落ちたふんわりバラロール。
ゴリゴリと歯ごたえあるメンマも好みです。
なお、「中華そば」は元々「うろた」で限定で出していたメニューが基とのこと。
元々あるラーメンのリスペクトな構成と言えど、麺の個性がもの凄い一杯でした』(デイルス・マイビスさん)
※価格はすべて税込