秋山具義が注目! 今いちばん新しい麺

「麺」と言っても、ラーメン、うどん、そばなどさまざま。いろいろな麺の新店が続々とオープンする中、「食べログ グルメ著名人」であり、自他共に認める“麺マニア”の秋山具義さんが今気になるお店へ行き、レポートしてくれました! 今回は、濃厚な蟹を味わえるラーメン店です。

教えてくれる人

秋山具義
1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。広告代理店I&S(現 I&S BBDO)を経て、1999年デイリーフレッシュ設立。広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。著書に「世界はデザインでできている」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」にランチのスペシャリストとして出演している。

2023年2月のNEW麺「蟹らあめん 一本道

つかさのラーメン
外観   出典:つかさのラーメンさん

今年の1月11日に中目黒の目黒銀座商店街の近くにオープンした「蟹らあめん 一本道」。ラーメンメニューは「濃厚蟹白湯らあめん」(1,300円)と「蟹醤油らあめん」(1,200円)と「蟹塩らあめん」(1,200円)の3種類です。蟹で醤油と塩はなんとなくイメージが湧きましたが、蟹で白湯(パイタン)というのがイメージできなかったのと、迷った時の“券売機の左上の法則”に従って、お店のオススメに違いないと「濃厚蟹白湯らあめん」をオーダー。

濃厚蟹白湯らあめん 写真:秋山具義

スプーン置きの蟹の甲羅がまずカウンターに置かれると気持ちが上がります。

ぴーたんたん
レンゲ置き   出典:ぴーたんたんさん

具は、蟹のほぐし身、鶏チャーシュー、メンマ、水菜、海苔、きざみねぎ。特徴的なのは、丼の内側に蟹味噌が1周描かれていることですね。中細麺が、濃厚な蟹白湯スープを持ち上げてくれて、麺を食べてスープもたっぷり味わえるというのがうれしい。蟹味噌を少しずつ溶かして食べると蟹の風味が増して、蟹好きにはたまりません。

写真:秋山具義

麺を食べ終わったら残りのスープに半ライスを投入して、「あの生卵」(青森県東津軽郡蓬田村の「真っ赤卵」)をのせてリゾット風に食べると、2度おいしくて得した気分になります。

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:秋山具義、食べログマガジン編集部