3. 栄養満点の「酸菜と羊肉の鍋」

月居 赤坂

写真:大谷次郎

「月居 赤坂」では、秋から冬にかけて酸菜(発酵させた白菜)を使った「酸菜と羊肉の鍋」が提供されることがあります。2週間程度発酵させた発酵白菜を炒めて紹興酒を加え、鶏と豚のガラから取る毛湯(マオタン)スープと、別で2〜3時間炊いておいた羊のスペアリブ(骨付きバラ肉)を加え、強火で30分ほど煮込みます。最後に唐辛子やネギを振りかけて完成。

酸菜は毛湯スープなどと煮込むことで酸味の角が取れ、白菜のうま味を伴う酸っぱさが、どこか野性味を感じる羊の脂を印象深い後味へと変えてくれます。素材のうま味と栄養が溶け出した滋養豊富なスープは、コショウもたっぷり使用しているからか、体の芯からポカポカと温まります。

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4. 異国の鍋料理をヒントに生まれた「ラーの辛味」

肉鍋 しゃぶしゃぶ 029番地 

写真:藤川満

濃厚な色合いのスープが印象的な「ラーの辛味」(1人前2,180円)。メインの具材は和牛の前脚の付け根周辺の希少部位「ブリスケ」です。鮮やかな紅色に美しくサシが入った見た目だけでも食欲をそそります。ほかには大量のパクチー、モヤシ、エリンギ、マッシュルーム、そして季節の葉物野菜などボリューム満点です。

具材を食べ終わったら、残りのスープで〆の一品を楽しみたい。別途料金の〆の食材は、麺はサリ麺のほか、沖縄そば、うどん。ご飯は雑炊、カレーチーズリゾット、トマトリゾットがチョイス可能です。

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5. 中国東北地方の鍋料理「鉄鍋炖」

盛興順鉄鍋飩

出典:alu_luさん

東京や大阪、神戸にも展開している「盛興順」で食べられるのは、中国東北地方の鍋料理、鉄鍋炖(テツナベドン)。テーブルが巨大な石鍋になっており、そこにトウモロコシやジャガイモ、ニンジンといった野菜、春雨、肉(スペアリブや鶏肉、牛肉などから選ぶ)を入れ、蓋をして蒸し煮にします。

さらに鍋の内側にトウモロコシのパン生地を貼り付け、一緒に蒸し焼きにします。蓋を取ると香辛料が利いた麻辣タレが具材に染み込み、肉もほろっほろに柔らか。トウモロコシパンにタレを付けながら食べます。とにかく量が多いので、3~4人で食べるのがおすすめです。

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※価格はすべて税込です。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。 

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。 

文:食べログマガジン編集部