3. えんらい|渋谷

渋谷の繁華街から少し外れた場所にある、昔ながらの気取らない雰囲気をまとう「えんらい」は、30代の頃から燗酒のとりことなったというオーナーが「燗酒を誰でも気軽に飲める」をコンセプトに創業した大衆居酒屋。

えんらいのおでんは、昆布とカツオだし、塩、日本酒とシンプルな味付け。おでんに使っている日本酒にもこだわりがあり、杜の蔵の「琥珀の料理酒」を使用している。この料理酒はうまみ成分が通常の純米酒のおよそ2倍であり、素材の持ち味を引き立たせている。具材とだしとのバランスが良く、うまみとだし感をしっかりと感じられ、寒い日に食べれば体に染み渡るだろう。「おでん5種盛り」1,100円は、リクエストすれば好きな具を選ぶことも可能。もちろん、おまかせでも大丈夫だ。

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4. 小林屋|五反田

五反田にある「小林屋」では、おでんと自然派ワインを中心にお箸で食べる洋食がいただける。同じ五反田にある和洋折衷フレンチ「小林食堂」の姉妹店で、カウンター8席の小さなお店だ。

シェフの井上裕貴さんは「ブルガリ イル・リストランテ ルカファンティン」などの星つきイタリアンやビストロなどを経て小林屋へ。小林屋のおでんはくさみのない丹波黒どりの鶏ガラを丸一日煮込んで鶏白湯スープにして、昆布とかつお節の風味を利かせている。味付けは塩のみの真っ白なスープなので、具材は煮込まず炊き合わせのようにして仕上げられている。まろやかな鶏白湯にほんのりかつお節が香る上品なスープなのだ。

ソムリエの吉川恭平さんはそんなおでんにあわせて、酸味がおだやかなワインを提案。オレンジワインとの組み合わせが最もおすすめだという。料理とワインを少し工夫することで“おでんとワイン”のベストマリアージュがいただける。

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5. MISO18ヶ月|南新宿

写真:佐藤潮

味噌を専門的に扱う代々木の名店「MISO18ヶ月」は、ちょうど7周年の記念日である2021年9月18日にリニューアルオープン。多くのファンに愛される郷土料理や創作料理はそのままに、よりスタイリッシュな雰囲気に生まれ変わった。

同店自慢の長期天然醸造の希少味噌「とろみそ」を使用した「MISOおでん盛り合わせ」1,100円は、冬季限定の人気メニュー。大根、ちくわ、魚河岸あげ、玉こんにゃく、たまご、厚揚げなど、下処理した具材を和風出汁で5〜6時間じっくり煮込んでから冷蔵庫で冷やし、一晩寝かせることで「とろみそ」を芯まで浸透させている。

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※価格はすべて税込です。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。 

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。 

文:食べログマガジン編集部