【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#88】「SpiceCurryToca」
ミャンマー料理店はじめアジア各国の料理店が多く、通好みのお店も多数存在することで知られる高田馬場。駅前からはじまるさかえ通りという商店街もカレーを出すお店がひしめき合う激戦区なのですが、その中にある「Table Ino」というダイニングバーが、ランチタイムに「SpiceCurryToca」として二毛作的にカレー営業をスタートさせました。
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お昼のカレーを担当するのは若きシェフ。音楽活動を続けながらビストロで修行し、間借りカレーを経てこちらのランチタイムのカレーシェフとなったそうです。音楽とカレーの関係の深さは知る人ぞ知るところ。人気カレー店のシェフには元ミュージシャンが数多く存在し、楽曲の作り方とカレーの作り方は似ているという話もよく聞かれますが、こちらのカレーもアーティスティックな雰囲気を感じるものなのです。
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オープンした9月当初はチキンカレーと山椒キーマの2種でメニューを固定。10月から違うメニューも登場し、既に常連を掴んでいる穴場店であり、僕も既に何度か通っている最近のお気に入りとなっています。
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最初に訪問した時にいただいたのは「チキンカレーと山椒キーマのあいがけ副菜付き」1,200円に「レモンアチャール」100円を追加したもの。
チキンもキーマも程よくスパイスが利いていてスタイリッシュにまとまったおいしさ。特にキーマはひき肉をハンバーグのような形にして焼きを入れてから崩していくという作り方で、メイラード反応がしっかり感じられる奥深いうま味に。ティムールというネパールの山椒が利いていて爽やかさもあり、バランスがとても良くて気に入りました。
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副菜の彩りも良く、レモンアチャールも心地よい酸味とほろ苦さがおいしさにつながっているもので、カレーと合わせるのにプラスワンとしてとても良いものとなっていました。
また、ある日のメニューは「ポークビンダルー&キノコとチキンのキーマのあいがけ副菜付き」1,200円。
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ビネガーでマリネした豚肉を使ったポークビンダルーはやはりうま味と酸味のバランスが良く、食べ応えはしっかりとありながら重すぎないという仕上がり。キノコとチキンキーマは優しい仕上がりで、ポークビンダルーとの相性良好。
全体的に味のバランスを取るのが非常に上手だなと感じる一皿となっていました。
他のメニューが生まれるのも楽しみですし、以前出していたメニューをまた出していたりすることもあるので、SNSをチェックしてみて、自分が好きそうなものだったら行ってみて損はありません。
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ちなみに夜のTable Inoもスパイス酒を楽しめるお店となっており、昼も夜もスパイスラバーにはたまらないお店となっています。飲食店レベルの高い高田馬場においても注目のお店ですよ!
※価格はすべて税込